NURO光

J:COMの評判(2023年)ネット回線としては致命的弱点

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

マンションの前にこういった看板を見かけることがあると思います。

ですが、こういった物件のインターネットに期待すると、後々後悔することになるかもしれません。

後悔する原因として

  • 回線速度の実測がとんでもなく遅い(動画は止まり、ゲームはラグ・切断多発など)
  • 改善を要望しても、一向に変わらない
  • 写真のアップグレードがなかなか終わらない

何故こういった事が起こるのか。これら内容を詳しく解説していきます。

目次

J:COM 2023年の速度評判は?

上記の通り、J:COMの速度の評判は、正直あまり芳しくありません。

何故速度の評判が悪いのか。

まず、大前提として、J:COMは、ケーブル「TV」の会社です。

インターネットを専門で提供している会社ではありません。

そのため、どうしてもインターネット提供を専門で提供している会社とは異なり、ネットはおまけの立ち位置になります。

何故J:COMはセットで安く提供出来ているのか

J:COMは何故安く出来る?J:COMは何故安く出来る?

J:COMは、ケーブルTVとインターネットをセットで契約すると安く利用できます。

  • 光回線は月額費用5,000円
  • J:COMは光回線と同価格帯な上に、ネットと専門チャンネルとのセットで提供

J:COMのお得感は確かに凄いです。

ですが、価格を安くするということは、何処かにしわ寄せがあると言うことです。

安く出来るのはネット設備への投資を抑えているから

ネット回線はコストダウンの影響をネット回線はコストダウンの影響を

インターネットもケーブルテレビも快適、その上価格も安い。

ですが、光回線と同じ品質で提供しようと思ったら、こんな価格で出来るわけがありません。

そのため、何処かで業者は費用を節約しなければならないわけです。

ですが、ケーブルTVの品質を落とすのは論外です(メインサービスが安定して映らなければ、苦情の嵐です)

では、何処で費用節約するのかというと、やはりネット設備になるわけです。

J:COM 2019年7月から値上げ 解約抑制のため撤去費も

J:COMがついに料金値上げJ:COMがついに料金値上げ

安くネット提供していたJ:COMですが、ついにJ:COMが値上げだそうです。

CATVのJ:COM、放送とネット接続サービスを値上げ 「トラフィック増加が想定以上」(ねとらぼ)

2019年7月1日から、毎月194(税込)人世帯辺りの値上げです(年間で2,328円)

値上げの理由にJ:COMは

  • インターネットトラフィックの増加(通信量の増加)
  • 物流費の増加

を上げています。

実際、Netflixなどの動画サービスの普及してきているため、昔よりトラフィックが増えているのは事実です。

そのため、ある程度の値上げは止む得ないかもしれません。

ただ、J:COMはケーブルTVとネットを同時にセットで安く利用できるのが売りです。

その売りが値上げによって失われ、ユーザーから反感を買う可能性があります。

ところがJ:COMは値上げの解約を恐れてか、解約に伴う設備撤去費用も同時値上げしてます。

J:COM 撤去料金が2倍近く値上げJ:COM 撤去料金が2倍近く値上げ

一部撤去 (改定前)2,160 円(税込)
一部撤去  (改定後)5,184円(税込)
全撤去 (改定前)6,480 円(税込)
全撤去 (改定後)10,584 円(税込)

解約する場合必ずかかる費用ですので、費用の高額にすることにより、解約を躊躇させようとする魂胆なのでしょうか。

撤去費の値上げには全く説明がされていませんので、そう思われてもしょうがない気がします。

J:COMの撤去費用を無料にする方法

(無料条件)集合住宅の場合のみ

解約申請後に下記のレンタル品を自分で取り外し、J:COMに返送することを伝えます。

  • ケーブルモデム
  • ACアダプタ

その後、J:COMショップに直接持っていくか、お近くにJ:COMショップがない場合は、J:COMに宅配便で送ってください。

そうすれば、撤去費用は一切かかりません。

逆に言えば、たったこれだけの事で5,184円かかること事実に驚きです。

なお、光回線では基本的にONU(モデム)を返送するだけで費用はかかりません(auひかりは除く)

何故J:COMは速度は遅いのか

個人向けのインターネットは、全てベストエフォート型です。

ベストエフォート型とは

  • 最大限努力はするが、品質は保証しないサービス
  • 速度は保障されていない
  • 個人向けインターネットサービスでは、ほぼベストエフォート型(そのため、品質保証の回線より安価)

J:COMもベストエフォート型回線J:COMもベストエフォート型回線

だからといって、あまりにも遅い回線をユーザがお金を出して使いたいと思うかと言えば、NOのはずです。

ですが、現実として努力をする振りをして、回線遅延に対してあまり投資しない業者が居るのも事実です。

では、J:COMは、費用を節約するためにどんなことをしているのか。

それは、ネットワークの最大共有数にあります。

わかりやすく言えば、インターネット回線のタコ足配線です。

個人向けのインターネット回線は、インターネット提供業者から個人宅まで直接一本のケーブルで繋がっているわけではありません。

回線を分岐・共有して利用されています。

そこで問題になるのは、どれだけの分岐・共有を行うか。

一般的な光回線の分岐一般的な光回線の分岐

光回線は局内で4分岐、電柱で8分岐の最大32分岐です。

一方、J:COMでは総務省資料によりますと(総務省事業者ヒアリング資料 2020/11/2から引用

J:COMの分岐(総務省資料参考)J:COMの分岐(総務省資料参考)

クラスタ 4〜8分岐 ノード150〜250分岐となっています。

ケーブルテレビのおまけとしてネットが使えるレベルの使える設備予算となると、分岐数もかなり多くなってしまいます。

J:COMと光回線 分岐の違い(クリック拡大)J:COMと光回線 分岐の違い(クリック拡大)

これだけ分岐していれば、J:COMで速度が出るわけがありません。

また、分岐数が多いだけではありません。

最高速度が320MbpsのJ:COMと、元々光回線に比べて速度が非常に遅いです。

この最大320Mbpsの回線は、1ユーザー全てが使えるわけではありません。

先ほど言ったように、この最大速度320Mbpsを分岐・共有して利用されています。

遅い回線を、光回線以上に分岐数と共有数を増やした結果、ツイッターのような評判になってしまいます。

ですが、光回線なら快適かというと、実はNTT系光回線にも問題があり

NTT系光回線のフレッツ光やドコモ光(光コラボ)

  • 最大速度 1Gbps (1000Mbps)を最大32分岐
  • 最大手のためユーザー数が多く(NTT系 2303.4万回線数)速度遅延が発生することがある
  • ユーザー数が多いため、電柱での分岐での共有数が必然的に多くなる(結果遅くなる)
  • 網終端装置というプロバイダとの接続点が混雑の原因の一つ

NURO光

  • 最大下り速度 下り最大2Gbps (2000Mbps)  最大上り速度 1Gbps 最大32分岐
  • 混雑する網終端装置に接続する必要がない独自回線
  • ユーザー数がNTT系に比べて少ない(NURO光100万回線数)
  • ユーザー数が少ないため、近所での分岐(共有数)も少ない (結果速度が出る)

J:COM、NURO光、フレッツの分岐数や速度比較J:COM、NURO光、フレッツの分岐数や速度比較

最大手は、ユーザー数が多く速度遅延が発生しやすいという問題があります。

一方、NURO光は独自回線で元々最大速度も速く、ユーザー数も少なく速度が出やすい回線と言えます。

J:COMの通信障害多発でネットが使えなくなる

J:COMでは通信障害が多発J:COMでは通信障害が多発

J:COMユーザーの方々のTwitter報告によると、2019年3月から通信障害多発しているようです。

3月1日から3月28日までの間に、J:COMの通信障害は最低でも10回起きているようです。

(障害情報はJ:COM公式、及び様々な情報源から障害状況レポートを表示するダウンディテクターで収集)

正直この回数は異常です。

遅くなる回線は、主にフレッツ光などでよくあることですが。

こんな年がら年中、通信障害になっている固定ネット回線は、正直聞いたことがありません。

なお、過去の通信障害を調べても、目立った障害回数の多い月で

  • 2019年1月に5回
  • 2018年11月に11回
  • 2018年10月に5回
  • 2018年9月に8回

と、2018年でもかなりの回数の通信障害が起きています。

もちろん一切通信障害がないネット回線は実のところありません。

インターネットが利用するネットワークは、複雑な経路、様々な理由で障害が発生するのはある程度許容されるべき部分です。

ですが、これだけ通信障害が多発しており、その上改善が見られないのはお金を払って利用しているユーザーからしたら論外でしょう。

なお、2023年でも状況は変わっていないようです。

Twitterでサポートが悪い評判の火消しを行なっていますが。

通信障害が起きにくい根本的な対策を行わない限り、ユーザーの不満は溜まる一方ですし、何も解決しない気がします。

2023年10月21日夜に大規模通信障害でX(Twitter)トレンド入り

よりによって、休みの日の土曜日の夜にJ:COMで大規模通信障害が発生しました。

また、公式が通信障害発生してから障害に関する情報を全く出しませんでした。

その結果X上(Twitter)で苦情が多く上がり、結局Xのトレンド入りを果たしていました。

通信障害はどうしても起きてしまうことはありますが、J:COM社が利用者に障害情報を伝えるのが遅いのは致命的です。

その間、利用者はモデムの再起動などの試すなど自分の直せる色々努力する羽目になります。

ですが、J:COM側の問題ですから、そのような労力が無駄になります。

本来利用者へ迅速な通知が必要ですが、J:COMは全く真逆の行動をおこなっています。

利用者に対して不誠実な企業対応、全く褒められたものではありません。

https://twitter.com/clair_tear/status/1715707241784127965?utm_source=yjrealtime&utm_medium=search

https://twitter.com/RIE888/status/1715698045957152947?utm_source=yjrealtime&utm_medium=search

J:COMネット、21日夜に通信障害が発生【回復傾向へ】(ケータイwhich)

21日夜、JCOMの宅内向けブロードバンド通信サービス「J:COM NET(ジェイコム ネット)」で通信障害が発生している。

 同社Webサイトの障害情報をまとめたページは、21日20時30分現在「現在、メンテナンス中です」という表記だけ示されている。Webサイト自体は稼働しているが、ユーザー向けの「My JCOM」にもアクセスできない。編集部でも、JCOM NET回線で通信できない状況を確認している。

 X(旧Twitter)では、関東圏や北海道などのユーザーから、ネットに接続できないことを訴える声が相次いでおり、広域で発生している可能性がある。

障害に対して反応が鈍いサポート

実は構造上、J:COMは障害が発生しやすい回線です。(詳細は後述)

仮に障害が発生しやすくても、すぐ対応して頂けるなら問題ないかもしれません。

しかし、実際は上記のようにサポートの反応が鈍いようです。

4日のうち、3日間長時間の障害で全くネットが繋がらないインターネットは、固定回線としては致命的です。

サポートは繋がらないがTwitterのJ:COM批評には率先して対応するJ:COM

サポートセンターになかなか繋がらないJ:COMサポートセンターになかなか繋がらないJ:COM

繋がらないサポートセンターや速度遅延に対して、Twitterでの批評はかなりあります。

そのようなTweetに対して、J:COMサポートのTwitterアカウントが何とかフォローをしようとリプライ(返信)を行っています。

この件だけではなく、J:COMに対して批判、批評を行っている方に対して、J:COMサポート(Twitterアカウント)は、リプライをかなり送っています。

しかし、今回のTweet主は、このリプライに対して、Twitterで不満を言うユーザーにだけ対応せず、誰でも使うサポートセンターへ電話が繋がるようにしてくださいと要望を送っています。

SNS対策だけではなく快適に使える企業努力をSNS対策だけではなく快適に使える企業努力を

J:COMとしては、不満あるユーザーがTwitterに居ると、J:COMの評判も落ちる。

なので、J:COM(Twitterアカウント)を使って、如何にもしっかりと対応してますよと見せかけたいのでしょう。

しかし、そもそも論として、J:COMで問題が起きればユーザーが必ず使うでだろう、サポートを改善すべきではないでしょうか。

Twitterで声を上げた人には優先して、対応する。

サポートセンターに電話をかけたユーザーは、我慢して繋がるまで待ち続けるしかない。

電話が繋がらないサポートを改善する兆しはなく、目立つ批判にだけ率先して対応するJ:COMの企業体質が透けて見えます。

定期点検のついでに営業活動

J:COMの点検=営業活動?J:COMの点検=営業活動?

マンションにおけるJ:COMの各戸への定期点検(電波強度測定)(マンションコミュニティ)

私のマンションは、棟内BS/CSアンテナと地上波はJ:COMが入っています。 J:COMは契約していないのですが、毎年電波強度測定点検と称し各戸に点検されます。(半ば強制) 20分程度各部屋の電波強度を測定した後、JCOMの営業活動をされ、 点検という名の個別訪問営業にうんざりしています。 今年もポストに日程希望日回答書が入っていて、提出しないと担当者が玄関先に回収にやってきます。

流合雑音」の問題もありますので、定期点検は必要です。

この点検により、「流合雑音」の原因になりやすいケーブル劣化や機器の故障などによる障害発生や速度減少を食い止めることが出来ます。

しかし、この点検の必要性を利用して、点検の後に営業活動を頻繁に行われているようです。

高額コースの変更、加入していないサービスへの勧誘などです。

NURO光やフレッツ光などの光回線では、「流合雑音」がありませんので、このような定期点検は必要ありません。

そのため、加入している光回線会社から自社のサービスの営業が来ることはありません。

点検訪問で点検そのものを行っていなかった可能性

J:COMの訪問点検に疑問な点J:COMの訪問点検に疑問な点

元従業員の方が暴露していますが、そもそも点検を行っていなかった可能性があるようです。

【CATV】J:COMの点検ってなんなの?元従業員が真実を書いていく

ブログ主によると、J:COMの定期点検は点検ではなく「定期営業」のようです。

実際の点検を行っていないと作業員がいると暴露しています。

また、その定期営業に来ている方はほとんど派遣や委託業者のようです。

つまりJ:COM社員ではない人達が、家の中に点検と称して営業を行っているわけです。

営業に来ている派遣や委託業者の方は受注出来ない限り報酬はないようです。

正直これが事実であるとしたら、ゾッとする事実ではないでしょうか。

もちろんこの記事が事実であるとは限りませんが、点検時に強引な営業がTwitterでも評判になっています。

強引な営業になってしまうのは、営業で受注出来なければ無報酬になってしまうのが原因では。

そう考えると、この内容が事実であるようにも感じられます。

どちらにしてもJ:COMユーザー側は、故障などのトラブルに遭遇しない限り定期点検には応じないほうが良いかもしれません。

https://twitter.com/chichipu0328/status/1391264027586678785?s=20

2022年 J:COMの点検営業に変化はある?

https://twitter.com/pinupboy66/status/1630081883282493440?s=20

2023年でも、同じように点検と称した営業を繰り返し行なっています。

1時間営業で居座られるなんて、非常識な行動が平然と行われています。

無知なユーザーに対して、不安を煽って新たなサービスを契約するのがよっぽどJ:COM的に美味しいのでしょうか。

恐らく苦情も来てるとは思うのですが、体質は全く変わっていません。

上りの速度がとにかく遅いJ:COM

J:COMはアップロードが遅いJ:COMはアップロードが遅い

J:COMは、特に上りの速度(アップロード)が遅いと評判です。

また、どうやらオンラインストレージを利用していると通信制限がなってしまうようです。

貧弱な上り回線な上に通信制限までかかってしまうとなると、オンラインストレージの利用は絶望的です。

何故J:COMでは、ここまで上りの速度が遅いのでしょうか。

なお、あまりにもデータ通信量が多いと、内容証明が送られてくるようです。

アップロード速度が遅いうえに内容証明まで送られるとは、踏んだり蹴ったりです。

一番高くて高速なコースでも 上りの速度は悲惨

上記がJ:COM NETのコース案内です。

下りの速度は大きく表示されていますが、上りは目立たなく表示されています。

その数値を見て頂ければ分かる通り、一番高い6,000円コースでも上りは10Mbpsです。

もちろんこの速度は理論値なので、実際の速度はもっと遅くなります。

何故上りが遅い J:COMのインターネット

J:COMのインターネットは上りが遅いJ:COMのインターネットは上りが遅い

J:COM NET説明ページにて

FTTNって何?と思う方も多いはずFTTNって何?と思う方も多いはず

J:COMでは、このように説明しています。

しかし残念ながら、このFTTN(光ハイブリッドとも呼ばれています)が上りが遅い元凶にあります。

上記に説明がある通り、自宅近くから引き込まれるケーブル、同軸ケーブルが問題なのです。

途中まで光ファイバーなので、高品質な通信が出来るように思われますが、実態は違います。

流合雑音の影響 上りの増速は見込めないJ:COM

同軸ケーブルを使ったインターネットには、致命的な問題があります。

それは、上り回線に対してノイズが発生する問題「流合雑音」です。

本来同軸ケーブルには、シールドが施されていてノイズには耐性があります。

しかし、電波増幅器の故障・宅内配線不良・コネクタの接続不良・ケーブルの劣化などが原因でノイズが発生したり、ノイズに弱い構造になってしまうことがあります。

ryugou

このノイズが発生すると、上り回線を伝ってケーブルTVまでノイズが送られてしまいます。

その結果、速度低下、接続切断などの障害が発生します。

では、この「流合雑音」の影響で何故上りの速度が上げらないのか。

上がりの速度を上げると、ノイズの影響を今まで以上に受けてしまう可能性があります。

そのため、J:COMの上がり速度は必要最低限の速度しか未だに上げることが出来ません。

このように、途中まで光回線を使用していても、結局のところ同軸ケーブルを使用しているため、それがボトルネックになり速度が出ないのが現状です。

なお、光回線やADSLにはこのような症状はありません。

ケーブルインターネットのみの欠陥と言えます。

上り速度が遅い弊害は?

オンラインストレージは上がりの速度が重要オンラインストレージは上がりの速度が重要

画像やファイルのバックアップがオンライン上で出来るオンラインストレージ。

iCloud、OneDrive、Dropbox、Google Drive、AmazonDriveなどがあります。

これらサービスは、ファイルをクラウド上にファイルをアップロードするため、上り(アップロード)の速度は必須です。

しかし、J:COMは上がりの速度が遅いです。

そのため、ファイルのアップロード時間が光回線に比べて時間がかかります。

例えば光回線では5分程度でアップロードが、J:COMでは30分や1時間掛かることなんてことも。

それだけの弊害だけではなく、ファイルをアップロード中は上がりの速度がオンラインストレージに帯域を取られてしまいます。

(通信が専有され、上り回線がほぼ使われてしまいます)

帯域が取られると何が起こるのかというと、家の中のネットワーク全体で極端に遅くなります。

上りが遅いと家庭内ネットワーク全体に影響を及ぼす上りが遅いと家庭内ネットワーク全体に影響を及ぼす

Webサイトを見るにしても、Twitterを見るにしても、各サーバーに「このWebサイトのデータが欲しい」とデータの要求を行います。

その際に上り回線を利用するわけですが、上がり回線が細いJ:COMで上りの帯域を使いきってしまうと、データ要求を行う少ないデータでさえ、なかなか送れなくなります。

上りが混雑するとWebページがなかなか表示されない上りが混雑するとWebページがなかなか表示されない

このような状態になりますと、Webサイトの場合、ページが開かれるまでの時間がいつもより極端に遅くなります。

その他通信を行う際も「上がり回線を使いデータ要求」は必ず行う通信ですので、結果ネットワーク全体で遅く感じてしまうわけです。

本人が上り速度を極端に利用しなくても、遅くなる可能性

しかも、この極端に遅くなる原因は使用者本人には限りません。

家の中にいる家族のパソコンが原因かもしれませんし、近所で同じケーブルTVインターネットを契約している方かもしれません。

インターネット接続回線は、基本的に回線を共有し、その回線を各家庭に分配してデータを送っています。

一本のケーブルでJ:COMから各家庭に直接繋がっているわけではありません。

J:COMはただでさえ遅い上り速度が共有利用されているJ:COMはただでさえ遅い上り速度が共有利用されている

ここで改めて思い出して欲しいのが、J:COMの回線は上りが遅いわけです。

その上でその上りの回線を、各家庭に共有しています。

つまり只でさえ「遅い上りを共有して利用しているため、上り速度が恐ろしく遅くなる」リスクがあるわけです。

関連リンク:アップロード速度が遅い原因と重要性とは

上り(アップロード)が遅いとオンラインゲームも絶望的

APEXのようなFPSゲームは上り(アップロード)速度が重要APEXのようなFPSゲームは上り(アップロード)速度が重要

オンラインゲームは、自分の行動を対戦相手やゲームサーバーに伝える必要があります。

(FPSのApex Legendsで言えば、弾を撃つ行動)

この情報を伝えるためには、アップロード速度が速度が遅い、不安定な場合、致命的です。

J:COMはまさにアップロード速度が遅く、不安定になりやすい回線です。

そのため、FPSのApexやフォートナイトのようなゲームはラグなどが発生します。

https://twitter.com/ottomanchicago/status/1482186234005196800?s=20&t=YtzRni9jK95UFofEjxgfCA

J:COMは、IPv6で速度が改善することはなく意味がありません

何故J:COMでIPv6が速度に対して有効ではないか何故J:COMでIPv6が速度に対して有効ではないか

よくインターネットをIPv6にすれば速くなるなんてネット上で書かれています。

ですが、J:COMでは全く意味がありません。

何故なら、フレッツ光などのNTT系光回線のみに適応される事案だからです。

NTT系光回線の場合、NTT側の都合でNGNというNTTの独自ネットワークに繋げる必要があります。

このNGNとプロバイダを繋げるための装置「網終端装置」が非常に混雑しています。

ですが、IPv6接続すると、この「網終端装置」に接続せず、プロバイダに直接接続することが出来ます。

結果、ボトルネックになっている箇所を避けることにより速度改善に繋がることがあるわけです。

J:COMでIPv6接続にしても意味がない理由J:COMでIPv6接続にしても意味がない理由

一方、J:COMはNTT系光回線ではなく、NGNにも接続せず、遅くなる原因である「網終端装置」にも繋がることはありません。

このように網終端装置を回避して速度アップする方法(IPv6接続)は、J:COMで試しても速度改善に対して意味がないアプローチになってしまう訳です。

なお、NURO光などの独自光回線も、NGNや網終端装置には接続しません。

あくまでもNTT系光回線(フレッツ光やドコモ光など)のみの速度遅延のため、NURO光ではこれらの影響による速度遅延は発生しません。

NURO光など独自光回線が速い理由は、

J:COMのメッシュWiFiは快適?

J:COMがプッシュしているメッシュWi-Fi。

家中快適にWi-Fi接続出来るのが売りのメッシュWi-Fiですが、J:COMでは致命的な問題があります。

速度が出ないJ:COMでは、水量が元々少ない川を大きく拡張したようなものです。

お金をかけて大きな川を作っても、川の水量は変わりません。

J:COMメッシュWi-Fiを入れれば、電波が繋がりやすくはなります。

ただし、元の速度が遅ければどうなるか。

家全体にチョロチョロとしか出ない蛇口を張り巡らせているようなものです。

どんな機器も導入しても、元の回線が遅ければ全く意味がありません。

このサービスは月額税込み880円(年間の追加料金10,560円)です。

仮に加入するのであれば、速度が出る環境でしか快適にならず、宝の持ち腐れになります。

z結論:J:COMの速度改善は ほぼ不可能

速度が遅いからと対策を行う場合、取れる手段は2つです。

  • 高速プランに変更
  • ブースター増設やノイズ対策などの工事

実際に下記のユーザーの方は、高速プランに切り替えの高速モデムに変更、ブースター増設の工事を行ったようです。

しかし、常時ではないとは言え、100Kbps以下の速度になるのは変わらず。ƒ

結局、高速プラン契約変更による料金アップだけが結果として残っただけです。

では、何故これら「高速モデム交換」「ブースター増設」が何故速度向上に結びつかなかったのか。

自宅に繋がる前の幹線部分で、既に鈍速化が始まっており、自宅内でいくら対策をしたところで意味がないのです。

これでは、干上がっている川に対して、無駄に川を広げているようなものです。

いくら広げたところで、元々流れている水量が少なくては、意味がないわけです。

一番の対策は回線を変更 NURO光を試してみませんか

J:COMへ要望を出して改善される可能性が少ない以上、他への回線変更が一番の対策となります。

例えば、SONYのグループ会社が運営しているNURO光。

J:COMと提供エリアが被っており、J:COMから変更しやすい利点があります。

NURO光の実測速度でも、上り下り共に1Gbps(1000Mbps)近く出ています。

  • ダウンロード速度: 939Mbps アップロード速度:749Mbps
  • PING(応答速度):3ms  (値が小さいほどゲームで快適)

ニューロ光 実測・Ping値結果 2023年3月21:30頃 SPEEDTESTで測定ニューロ光 実測・Ping値結果 2023年3月21:30頃 SPEEDTESTで測定
  • 測定サイト:SPEED.TEST

何故これだけの実測速度が出るのか。

その理由は、NURO光回線が「最大上り1Gbps(1000Mbps) / 下り最大下り最大2Gbps(2000Mbps)」の高速回線であり、回線に余裕があるためです。(J:COMの最大速度 上り10Mbps/下り320Mbps)

 

NURO光とJ:COM 自宅の速度測定をして回線速度比較

今J:COMを利用しているが、NURO光の計測結果を見ても自宅の速度がわからず比較出来ない。

そんな方は、下記の速度計測サイトで測定してみましょう。

nuro_sokudo01

NUROオリジナル通信速度測定システム

Radish Network Speed Testing

(速度が測定出来ない場合の対処法は、右記リンクにて解説しています Javaインストール方法

オンラインゲームにも悪影響

極端な上りの遅さは、新たな弊害が悩まされます。

実は上りが極端に遅くなると、ping値(応答速度)も悪化する傾向になります。

pingは非常にオンラインゲームでは非常に重要で、この数値が大きくなるとゲームのラグや回線切断などプレイ中にストレスが溜まる自体になってしまいます。

J:COMで特にオンラインゲームでの評判が悪い原因は、ここにあります。

上りが遅い→各家庭で共有で更なる上り悪化→ping値も悪化

結果、下記のようなTwitterでの評判のようになってしまうわけです。

https://twitter.com/Ki_46ozzie/status/699517600519163904

Pingが400msでは、正直Webサイトを開くのでさえ反応が遅く、オンラインゲームは絶望的です。

これだけの悪い数値は、なかなか見られないPing値です。

このように、J:COMのインターネットは、オンラインゲームには全く不向きです。

NURO光でのオンラインゲーム快適度は?

一方、NURO光のping値を測定したところ、2msという結果が出ました。

ニューロ光 実測・Ping値結果 2022年5月 SPEED.TEST測定ニューロ光 実測・Ping値結果 2022年5月 SPEED.TEST測定

Ping値は低ければ低いほど、快適になります。

NURO光では一桁の数値ですので、かなり快適な数値なのがわかると思います。

実際にやってみてわかりますが、オンラインゲームをやっている間、自分の回線の影響でラグや回線切断で困ったことは一度もありません。

Twitterの評判でも、元J:COMユーザーで NURO光ユーザーの方がpingが改善されたと報告しています。

オンラインゲームのFPSは、特にPingが重要視されるゲームジャンルです。

そのようなゲームで170msは非常に致命的です。

ですが、NURO光に変えたことにより5msに改善されました。

こちらの方は、J:COMの応答速度(Ping)が不満があり、NURO光に切り替えた方です。

その結果、NURO光でのPing測定結果は3msと改善されたようです。

速度が出ないJ:COMメッシュWi-Fi 速度が出るNURO光Wi-Fi

J:COMメッシュWi-FiJ:COMメッシュWi-F

J:COMのWi-Fiは有料オプションです。

家じゅう繋がるのが売りの「メッシュWi-Fi」は、毎月800円の追加料金が必要です。

設定がある程度必要なため、自分で出来ない場合、設置工事費4,800円が必要です。

なお、撤去時も4,800円必要になります。

余談ですが、メッシュWi-Fiは確かに家じゅう繋がりますが、電波が繋がるだけです。

J:COMメッシュWi-Fiは、速度は出ません。元々の回線が遅いので。

NURO光 標準Wi-FiNURO光 標準Wi-Fi

NURO光では、無線LAN(Wi-Fi)が追加料金なし無料で利用できます。

光回線時に工事業者が設置するONUに標準搭載。

そのため、設置に費用もかからず開通後すぐに使えます。

J:COM NURO光 料金比較

J:COM NETは最大速度320Mbps 月額料金「5,970円」

NURO光の最大速度上り1Gbps / 下り最大下り最大2Gbps回線 月額料金は「5,200円」

上り1Gbps / 下り最大下り最大2Gbps回線であるNURO光の方が安く速く利用することが可能です。

8階建て以下マンション集合住宅 1名から申込可能に

NURO光は8階まで戸建てと同じ方法で導入可能NURO光は8階まで戸建てと同じ方法で導入可能

J:COMは、集合住宅のマンションでの導入が多いですが、NURO光では集合住宅への導入も可能です。

導入方法も戸建てと同じ直接光回線を引き込むタイプの申し込みが可能。

1名(1部屋)の申込でも、マンションにNURO光を導入することが可能です。

集合住宅にインターネットを導入する場合は、集合住宅共有タイプが一般的です。

ですが、集合住宅共有タイプでは、実はこのようなデメリットがあります

  1. マンションに住んでいる一部の人が、大容量ダウンロードした場合
  2. 回線をこの一部の人達が専有、集合住宅全体の回線速度が遅くなる(輻輳状態)
  3. 毎日この状態が続き、夕方から夜は動画などは全く再生出来ない

J:COM、フレッツ光マンションタイプ、auひかりマンションタイプは、ほぼ集合住宅では共有タイプであり、デメリットが多い回線です。

NURO光では、光回線を部屋へ引き込む戸建てと同じ方式が集合住宅でも利用でき、共有タイプのような心配はありません。

2019年1月17日から階数制限が緩和(8階までに)2019年1月17日から階数制限が緩和(8階までに)

2019年1月17日から階数制限が緩和されました。

集合住宅での申込は、 以下の条件です。

  • 8階までの集合住宅

この条件であれば、どんな集合住宅でも申し込むことが可能です。

高速光インターネット「NURO 光」、集合住宅における申込時の階数制限を変更

(上記リンク:Sony公式 プレスリリース 2019.1.17)

申込方法も戸建てと同じで、キャッシュバック特典・特典・キャンペーン等も受ける事が可能です

J:COMからNURO光へ ユーザの評判は? 2021年の評判

最後に実際J:COMからNURO光へ変えた方々のツイートを集めてみました。

やはり速度で感動されている方が非常に多いです。

これだけの速度が出ており、その上でJ:COMより安いのはやはり嬉しい利点だと思います。

https://twitter.com/tansan_miz/status/1701905026195861658?utm_source=yjrealtime&utm_medium=search

https://twitter.com/karamora/status/1448187987758510083?s=20

高速回線のNURO光を使ってみませんか

NURO光回線は、これだけの速度が出るポテンシャルを持っています。

「NURO 光 G2T」の速度を実際に測定した結果
ニューロ光 実測・Ping値結果  SPEEDTESTで測定 2024年6月 2.5Gbps LAN接続</span>ニューロ光 実測・Ping値結果  SPEEDTESTで測定 2024年6月 2.5Gbps LAN接続
  • ダウンロード速度 :2026Mbps
  • アップロード速度 :729Mbps
  • PING       :  5ms
  • 測定サイト    : 測定サイト SPEEDTEST

インターネット混雑時間である21:30頃に計測しても、これだけ速度が出ます。

実際にゲーム(Sekiro)をダウンロードしたところ、1分41秒で完了しました。

インターネット混雑時間帯の測定も行いました(21:30頃)

下記記事では、速度測定中の動画やパケットロスがないかも掲載しています。

NURO光の特徴

NURO光は、SONYグループであるSo-netが提供する独自光回線です

  1. 最大速度 上り最大1Gbps / 下り最大2Gbpsの光回線
  2. 通信無制限の使いたい放題 速度制限一切なし
  3. NTT系光回線と完全に独立しているため、速度が高速
  4. 無線LAN(Wi-Fi)機器が永年無料
  5. 戸建てだけではなく8階までのマンションにも対応

 

さまざまなランキングで1位受賞のネット回線

  • J.D. パワー「固定ブロードバンド回線サービス顧客満足度」関東エリアで1位(5年連続)
  • J.D. パワー「固定ブロードバンド回線サービス顧客満足度」関西エリアで1位
  • 2021年 オリコン顧客満足度®ランキング「インターネット回線 広域企業」総合1位
  • 価格.com ネット回線満足度ランキング2020 総合1位(4年連続)

 

PS5実機での実測速度とNATタイプ

NURO光は、PS5でも高速回線で快適です。

PlayStation 5本体での測定結果

PS5の速度測定結果による実測速度

NATタイプは、NURO光、PS5共にIPv6対応のためタイプ2で接続出来ています。

(NATタイプがタイプ2で接続出来る場合、対戦ゲームで快適にマッチング出来ます)

NURO光をもっともお得に契約するコツは?

光回線は申し込み窓口によって、キャッシュバック等全く異なります。

  1. どこがお得な申し込み方法かわからない
  2. 高額なオプションに釣られて、実は損をしていた
  3. キャッシュバック条件が複雑でわかりにくい

お得な申し込み窓口を下記にて解説しています

NURO光 特典・キャンペーンの詳細はちら

(現在の特典は予告なく終了・変更させていただく場合があります。予めご了承ください)

 

NURO光がエリア外だった場合のオススメ回線はこちら
NURO光がエリア外だった場合のオススメ回線

So-net (auひかり)が月額料金 低価格キャンペーン

NURO光と同じ独自光回線 So-net (auひかり)

35ヶ月 月額3,980円(工事費込み)で利用出来るキャンペーン中です

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So-net (auひかり)の詳細はこちら