NURO光

11acの最大速度を上げる方法

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11acの最大速度は「アンテナ数」で決まる

11acの特徴として、内蔵されているアンテナ数が多ければ多いほど、最大通信速度が向上します。

この機能をMIMO(マイモ)と呼び、 Wi-Fiの通信速度向上によく利用されています。

下記環境では、ノートPCの11ac内蔵アンテナが3本。

親機である無線LAN機器(Wi-Fi親機)のアンテナが3本内蔵されています。

11acのアンテナ1本(MIMO 1×1)による通信を行った場合、最大速度は433Mbpsです。

3本のアンテナ(MIMO 3×3)を同時利用した場合、この速度が1.3Gbpsまで向上します。

 

一方、親機または子機のアンテナ数のどちらかが少ない場合、少ないアンテナ数に合わせて通信速度が遅くなります。

下記の環境では、スマートフォン側の内蔵アンテナが2本です。

親機が3本の内蔵アンテナがあったとしても、この場合は3本のアンテナで通信することは出来ず、2本で通信となります。

そのため、この環境では2本のアンテナ(MIMO 2×2)での通信になり、最大速度は867Mbpsとなります。

11ac 実際の実測速度は(NURO光環境化)

実際の11ac接続による速度。実測はどの程度出るのでしょうか。

まず、前提として、光回線そのものが遅い場合、効果が薄いです。

インターネットの速度は河川と同じです。

いくら川幅を広げたところで、元々の水の量が少なければ意味がないからです。

その点、問題にならない最大上り1Gbps / 下り最大2GbpsのNURO光で実験してみました。

速度測定環境

  • 子機:iPhone7 (MIMO 2×2 アンテナ数2本)
  • 親機:ZXHN F660A
  • 11ac接続 アンテナ数2本(2ストリーム)による接続
  • 有線LAN接続 実測900Mbps

iPhone7に内蔵されているアンテナは2本です。

そのため、親機もアンテナ2本で接続されるため、最大速度は867Mbpsとなります。

ニューロ光 Wi-Fi実測 2017年5月 計測結果ニューロ光 Wi-Fi実測 2017年5月 計測結果

ダウンロードスピード 470Mbps

アップロードスピード:303Mbps

最大速度867Mbpsで、実測500Mbps近く出ています。

docomoなどのキャリアによるLTE接続では見られない速度です。

これだけの速度の回線をNURO光ですが、無線LAN機器(Wi−Fi親機)が無料です。

  • 11ac対応
  • アンテナ数3本(MIMO 3ストリーム 3×3対応)
  • 最大速度1.3Gbps

わざわざ親機を購入せず、これだけのスペックの物で11ac接続が可能になっています。

また、容量無制限は一切なく、動画などが見放題で利用可能です。

NURO光の魅力や詳細は、当トップページにて詳しく解説しています。

NURO光の実測や評判は?

パソコンの11ac化

11ac化は、基本的にUSBポートに無線LAN子機を挿入する必要があります。

しかし、パソコンの無線LAN(Wi-Fi)の11ac化を行うためには、まずUSBポート(差込口)がどの規格なのかを知る必要があります。

 、USBの規格は3つあります。

  • 最新のUSB3.1 (最大転送速度10Gbps)
  • USB3.0 (最大転送速度5Gbps)
  • USB2.0 (最大転送速度480Mbps)

 の主流は、USB3.0ですが、安いPCや少し古いタイプのPCでは、USB3.0ポートが搭載されていない場合があります。

USBの判別方法

USBが2.0なのか、それともUSB3.0なのか。

判別方法は簡単です。

USBポート(差込口)を覗き込んでみて下さい。

もし青色のUSBポートであれば、USB3.0です。

色が付いていないタイプはUSB2.0となります。

USB2.0の問題点

USB2.0でも、PCの無線11ac化は可能です。

ただし、最大速度が480Mbpsまでの制限があります。

そのため、Wi-Fiの高速化もUSB2.0速度内での高速化となります。

具体的に言うと、11ac対応のUSBアダプタ子機の最大速度は433Mbpsとなります。

それ以上の速度の子機を購入したところで、USB2.0の最大速度が480Mbpsである以上、ボトルネックになり、速度は出ず無駄な投資となります。

パソコン用11ac子機 おすすめ一覧

安価にUSB2.0で11ac化 「TL-WN725N(433Mbps)」

「TL-WN725N」の特徴は、何と言っても古いUSBタイプであるUSB2.0でも安価に11ac化出来ることです。

値段は1500円程度と、非常に安くその上小さいのが特徴です。

これだけ小さい11ac対応USB子機は、他のメーカーでは出ていません。

また、小さいため、ノートPCに装着したとしても、出っ張りが気になるようなことはありません。

外での作業や持ち運ぶ時に、わざわざ外す必要がないのも大きなメリットです。

11acの最大速度は433Mbpsです。

大きなアンテナ付き受信感度UP「WF-NEW600(433Mbps)」


「WF-NEW600」は、値段は2000円と少し上がります。

11acの最大速度は「TL-WN725N」と同じ433Mbpsです。

ですが、大きなアンテナが付いており、受信感度が上がるため、実測はTL-WN725Nを上回る速度が出るはずです。

自宅で親機(無線LAN)から離れている場合に使用するのであれば、こちらを選んだほうが電波の距離減衰を最小限に抑えることが出来ると思います。

USB3.0で高速通信「Archer T4UH(867Mbps)」


「Archer T4UH」は、USB3.0対応 最大速度867MbpsのUSBアダプタ子機です。

値段は3000円程度と「TL-WN725N」の2倍となりますが、速度も2倍になります。

Amazonレビューに、NURO光利用者のレビューがあり、実測650Mbpsの実績があるようです。

こちらの子機も大きなアンテナが2つ付いていますので、親機から離れている環境で安定した通信が可能になります。

USB2.0のみ搭載のパソコンには非対応ですので、その点のみ注意が必要です。

USB子機で  「WF-R12 (1.3Gbps)」


「WF-R12」は、無線LANUSB子機で である1.3Gbps対応です。

他の製品でも1.3Gbps対応品はありますが、パソコンに内蔵するタイプとなっており、ノートPCなどでは利用できません。

そのため、この製品が2017年5月自体では唯一のUSB子機型となります。

値段は5000円と子機としては安くもなく、高くもない価格設定となっています。

問題としては、もちろんUSB2.0では利用できませんし、その上子機本体が横に大きいです。

そのため、隣接するUSBポートがあった場合、子機本体が邪魔をして使えなく場合があります。

スマートフォンの11ac化

スマホの場合は、もし11ac非対応端末だった場合、端末の買い替えをしない限りWi-Fiの11ac接続は出来ません。

ソフトウェアのアップデートで11ac化は不可能であり、本体に内蔵されているWi−Fiチップを交換することも実質不可能なためです。

11acに対応しているiPhone及びスマートフォン(Android)は、以下のような端末があります。(2015年から2017年5月までの端末を網羅)

11acに対応しているiPhone一覧(2017年5月 )

「iPhone 6」 11ac 内蔵アンテナ1本 最大速度433Mbps

一番初めに11acに対応したのが、このiPhone6。

ただし内蔵アンテナが一本(1ストリーム)のため、速度は最新機種に比べて遅くなっています。

「iPhone SE」 11ac 内蔵アンテナ1本 最大速度433Mbps

小さなiPhone5と同じサイズでありながら、基本スペックがほぼiPhone6Sと同じiPhoneSE。

しかし、Wi-Fiの性能はiPhone6と同じ内臓アンテナ一本となります。

「iPhone6S」 「iPhone7」11ac 内蔵アンテナ2本 最大速度867Mbps

iPhone6S及びiPhone7は、内蔵アンテナが2本(2ストリーム)にアップグレードされています。

そのため、最大速度は2倍の867Mbpsに速度アップされています。

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11acに対応しているAndroidスマホ一覧 (2017年5月 )

ソニー Xperiaシリーズ

非常に多くの端末が、11acに対応しているのがソニーXperiaシリーズです。

基本的に大型端末(5.5サイズ等)が、867Mbps対応と、それ以外の小型端末は433Mbps対応のようです。

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シャープ AQUOSシリーズ

SHARPの傾向としては、ソニーと同じように大型端末が867Mbps。小型端末が433Mbps対応です。

ソニーとの差異は、SHARP製品は「MU-MIMO」対応品が非常に多いのが特徴です。

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富士通 ARROWSシリーズ

無難ですが、堅実な作りのスマホづくりをしているのが富士通です。

11ac対応端末は少なく、何故か最新の11ac対応品は、らくらくスマートフォン(F-04J)」となっています。

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Samsung Galleryシリーズ

11ac対応に力を入れているのか、11ac対応品は全て867Mbps対応のSamsung。

キャリアで一括購入なら、安く購入出来ます。

中古ですとそれなりに値段になっているため、あえてキャリアが販売しているSIMロック付きのSamsungを選ぶより、他のSIMフリーを選んだほうが良いかもしれません。

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ASUS ZenFoneシリーズ

安価なSIMフリーメーカーとして有名になったASUS。

11ac対応としては、高額製品以外は対応していません。

最近の製品は、メーカー小売希望価格も上がっているため、昔と違い、安さを求めてASUSを購入するのは難しくなった印象です。

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Huawei

Samsungとは対象的にHuaweiは、11ac対応機種は少なめです。

そもそも5Ghz対応のスマホ自体があまりありません。

また、対応したとしてもアンテナは1本のみになります。

どうやらWi-Fi性能に関しては、価格が上がることを考慮してか重要視していないようです。

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ZTE

安価に11ac接続をスマホで行いたいのであれば、ZTEはおすすめです。

Huaweiと違い、安価な端末でも11ac対応しています。

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メーカー別おすすめ端末

高速回線のNURO光を使ってみませんか

NURO光回線は、これだけの速度が出るポテンシャルを持っています。

「NURO 光 G2T」の速度を実際に測定した結果
ニューロ光 実測・Ping値結果  SPEEDTESTで測定 2024年3月 2.5Gbps LAN接続ニューロ光 実測・Ping値結果  SPEEDTESTで測定 2024年3月 2.5Gbps LAN接続
  • ダウンロード速度 :2062Mbps
  • アップロード速度 :768Mbps
  • PING       :  3ms
  • 測定サイト    : 測定サイト SPEEDTEST

インターネット混雑時間である21:30頃に計測しても、これだけ速度が出ます。

実際にゲーム(Sekiro)をダウンロードしたところ、1分41秒で完了しました。

インターネット混雑時間帯の測定も行いました(21:30頃)

下記記事では、速度測定中の動画やパケットロスがないかも掲載しています。

NURO光の特徴

NURO光は、SONYグループであるSo-netが提供する独自光回線です

  1. 最大速度 上り1Gbps / 下り最大2Gbpsの光回線
  2. 通信無制限の使いたい放題 速度制限一切なし
  3. NTT系光回線と完全に独立しているため、速度が高速
  4. 無線LAN(Wi-Fi)機器が永年無料
  5. 戸建てだけではなく8階までのマンションにも対応

 

さまざまなランキングで1位受賞のネット回線

  • J.D. パワー「固定ブロードバンド回線サービス顧客満足度」関東エリアで1位(5年連続)
  • J.D. パワー「固定ブロードバンド回線サービス顧客満足度」関西エリアで1位
  • 2021年 オリコン顧客満足度®ランキング「インターネット回線 広域企業」総合1位
  • 価格.com ネット回線満足度ランキング2020 総合1位(4年連続)

 

PS5実機での実測速度とNATタイプ

NURO光は、PS5でも高速回線で快適です。

PlayStation 5本体での測定結果
PS5の速度測定結果による実測速度

NATタイプは、NURO光、PS5共にIPv6対応のためタイプ2で接続出来ています。

(NATタイプがタイプ2で接続出来る場合、対戦ゲームで快適にマッチング出来ます)

NURO光をもっともお得に契約するコツは?

光回線は申し込み窓口によって、キャッシュバック等全く異なります。

  1. どこがお得な申し込み方法かわからない
  2. 高額なオプションに釣られて、実は損をしていた
  3. キャッシュバック条件が複雑でわかりにくい

お得な申し込み窓口を下記にて解説しています

NURO光 特典・キャンペーンの詳細はちら

(現在の特典は予告なく終了・変更させていただく場合があります。予めご了承ください)

 

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関連記事:NURO光と同じ独自回線 So-net (auひかり)の特徴や評判は?

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