2016年10月1日 10ギガサービスリニューアルが発表されました。

『NURO 光』、10ギガサービスを全面刷新
“世界最速”のインターネットサービスをより手頃な価格で提供(月額9,800円から月額6,480円に値下げ)

ついに始まったNURO光 10G
ついに始まったNURO光 10G

国内では初となるサービスが発表されました。

ついに個人向け光ファイバーサービスで、10Gbps回線が2015年6月1日から提供されることになりました。

『NURO 光』、10ギガサービスの提供開始について

このたび、「GPON」の次世代規格である「XG-PON(10Gigabit Capable Passive Optical Network)」を採用した、更に高速となる下り最大速度概ね10Gbps(*1)のサービスプラン「NURO 光 10G W」、「NURO 光 10G S」を個人宅向けに用意し、商用サービスを開始する運びとなりました。

NURO光は元々個人向け世界最速である2Gbos回線を提供していましたが、自ら世界最速を塗り替えた形になりました。

今まで一般的だった光ファイバー伝送方式は

2013年4月から始まったNURO光では、光ファイバーの伝送方式に「GPON」を採用していました。

「GPON」は、最大2Gbpsの速度で通信できる伝送方式です。(厳密に言えば2.5Gbpsとなります)

では、他社であるフレッツ光やドコモ光、au光では、どのような伝送方式なのでしょう。

利用されている「GEPON」と呼ばれる伝送方式です。

速度は、NURO光より半分となる最大1Gbpsとなっています。

今回「NURO 光 10G」で利用される「XG-PON」とは

「NURO光 10G」では、下り最大速度10Gbps 上り最大速度2.5Gbpsとなる「XG-PON」が採用されました。

正式名称「10-Gigabit-capable passive optical network」

「XG-PON」はNURO光で元々利用されている「GPON」と波長が異なるため、同じ光ファイバー上でも重畳可能です。

そのため、「GPON」との相性がよく、「GPON」の次世代光ファイバー伝送方式と言われてます。

同じ10Gで通信可能な通信方式である「EPON」というものもあるのですが、NURO光で「EPON」ではなく、「XG-PON」が採用されたのは、それが理由です。

「XG-PON」と「GPON」は重畳可能
「XG-PON」と「GPON」は重畳可能

提供エリア 対象住居は

10gbps02

10月1日の10ギガサービスリニューアルから、戸建てのみではなく5階以下の集合住宅も対象になりました。

現在、やはり東京中心にエリアが広がっています。

東京以外では、神奈川での提供があります。

一方、その他のエリアでは今のところ10ギガサービスは提供されていません。

詳しいエリアは下記を参照し、御覧ください。

世界最速光回線インターネットサービス NURO 光 10G (公式HP)

 

今後 1 都 6 県内でのエリア拡大を予定しているようです。

ONUに要注意 提供エリアによって提供機種が変わります(リニューアル後変更)

2016年10月1日から10ギガサービスリニューアルに伴い、ONU(宅内回線終端装置)が一本化されます。

今まで住んでいる地域によってONUが違いましたが、恐らくルータ機能が付いているNURO 光 10G Wタイプになるかと思われます。

プランによってONU(光ファイバーに接続するための装置)が変わるようです。

しかし、プランを自由に選択することが現在出来ません。

提供エリアによってプランが変わってしまうためです。

プランの選択はエリアによって変わります
プランの選択はエリアによって変わります

「NURO光 10G W」と「NURO光 10G S」、2つのプランがありますが、明らかに「NURO光 10G W」の方が機能は上です。

エリアによるプランの違いは下記リンクを参考(NURO光公式 PDFリンク)

http://www.nuro.jp/news/150601/10g_150601.pdf

「NURO光 10G S」はルーター機能なし  有線ポートも一つ

一番大きいのはルーター機能の有無です。

上記説明でもあるように、「NURO光 10G W」のONUにはルーター機能がついています。

そして、「NURO光 10G S」にはルーター機能が付いていません。

ルーター機能がない場合、複数台機器を接続することは不可能です。

個人で10Gルーター購入は現実的ではない

では、ルーター機能がないのであれば、別途購入すれば良いと考えるかもしれません。

しかし、現在のところ10GBに対応しているルーターは、個人用ではありません。

そして、業務用ルーターは個人で買うのは厳しいお値段です。

一台デスクトップのみで10Gbpsを堪能するだけであれば、「NURO光 10G S」プランでも良いかもしれません。

しかし、現実としては厳しいとしか言いようがありません。

無線LAN機能もありませんので、ルーターを購入しない限り本当に一台のみ利用前提になってしまいます。

元々10Gルーターがある環境ならともかく、これから10G環境を構築しようと思う方は、「NURO光 10G S」プランしか選べない場合はオススメしません。

一方「NURO光 10G W」は全部盛り ONUさえあれば良し

対照的に「NURO光 10G W」のONUは、全て使いたいものを網羅しています。

ルーター機能も、もちろんありますので、NURO光のONU単体で複数台機器を接続可能。

無線LANは現在最新である「IEEE802.11ac」に対応

10ギガである有線ポートが一つあり、その他1G有線ポートも3つ備えています。

10ギガの有線ポートが4つあれば最高だったでしょうが、コスト的に無理だったのでしょう。

10ギガ有線ポートを使い、一台のパソコンをインターネットを10ギガ化することが可能です。

もちろん別途10ギガハブを購入して、ONUの10ギガ対応有線ポートにハブを接続すれば複数台10ギガでインターネットに接続可能です。

ただし、現在10ギガ対応個人用ハブは販売されていません。

業務用になるため、購入費用が高いため注意が必要です。(下記にて紹介)

10G対応周辺機器 NURO光10ギガサービスを利用する場合に必要なもの

NURO光 10Gを導入するのであれば、最低限必要な物はCAT7対応のLANケーブル。

そして、10ギガ対応LANボードです。

1台のデスクトップPCを10G化したいのであれば、この2種類あれば問題ありません。

なお、基本的にLANボードはデスクトップ用です。

ノートPC用のLANボードは存在しませんし、USB接続型の10G対応のUSBLANは存在しません。

現在10G対応LANボードは消費電力がそれなりあり、小型化してUSB接続出来るようにまでは、まだ時間がかかるようです。

 

ハブに関しては、10Gを複数台接続するのみに必要です。

ルータに関しては、10ギガサービスリニューアル化に伴い、2016年10月1日からは標準でルータ機能が付いたONUになりました。

そのため、複数台繋げる場合はハブのみ購入すれば接続出来ます。

10ギガ対応ハブの選択肢 ほぼなし

あくまでも複数台接続機器を10ギガを繋ぐことを前提ですが。

もし10ギガハブが必要な場合、下記の製品がオススメです。

製品名「XS708E-200AJS10Gbase-T 8ポートの製品です。

Webで製品登録すれば無償永久保証となります。

しかし、それを考えても10万円という価格は現在売られている個人用ハブに比べて高いです。

高いのですが、これでも10ギガハブとしては一番安いハブです。

その他となりますと、一気に値段が30万円近くに跳ね上がります。

なお、今後10ギガが普及し、少しずつ個人向けの10ギガハブの需要が増えるかもしれません。

そうなっていけば、いずれ個人向けの安価なハブが増える可能性が出てくると思われます。

10ギガ対応LANボードの選択肢 そしてその性能は

パソコン側も10ギガに対応させなくてはいけません。

現在標準でパソコンに使われているLAN接続端子は、1ギガ対応までです。

10ギガ対応のLANが付いている可能性は、ほぼゼロです。

そのためそのまま接続しても、10ギガで接続することは出来ません。

intel X540-T2

2012年発売の10GBASE-T対応、LANボードです。

現在もどうやら現役で売られているようです。

信頼のIntel製なので、選択肢としては一番優秀かと思われます。

値段もNURO光10ギガサービスが開始された年では、5万円でしたが、現在(2016年10月)Amazonで17,000円程度で売られているようです(元々は5万円程度していたので、一時的に安いだけかもしれません)

では、その10ギガのイーサネットボードの実際の性能は、どんなものなのか。

現在は販売されていませんが、2009年に販売された「Intel 10Gbps LANカード E10G41AT2」のレビューに実際に使った実測が記載されていました。

投稿者 machin氏のレビュー

Crystal Disk Mark Ver. 3.0
1,000MB

Read
-Seq: 476.3MB/s
-512k: 442.9MB/s
-4k: 16.23MB/s
-4kQD32: 329.5MB/s

Write
-Seq: 831.4MB/s
-512k: 746.9MB/s
-4k: 16.19MB/s
-4kQD32: 354.0MB/s

当時は10ギガ光回線なんてありませんので、PC同時の直結での接続テスト結果ではありますが。

この結果は、SSDの読み込み、書き込みと同程度か、凌駕している結果を表しています。

如何に10ギガという環境が速いかを証明してくれるような速度ですね。

もしNURO光 10Gがあれば、その環境をインターネット接続で実現出来るわけです。

何キロも離れた場所からお互いにNURO光 10Gで繋ぎ、SSD並みの速度でファイルのやりとりを行うことも可能になります。

玄人志向から10Gbps対応LANボードが発売

ついに玄人志向からも、18,000円程度で買える10GbpsLANボードが発売されました。

発売日は2016年1月23日。型番は「GbEX-PCIE」となります。

接続方式はPCI-Express(x4)で対応LANケーブルはカテゴリー6aです。

現在最安値である10Gbps対応LANボード
現在最安値である10Gbps対応LANボード

10Gbps対応LANボードは熱を結構持つらしく、ヒートシンクが付いています。

今までLANボードだけで5万と非常に高い値段でありましたが、今回玄人志向が比較的安価な製品を出てきました。

今後他のメーカーからも10Gbps対応LANボードが発売されれば、全体の値段も少しずつ下がっていくかもしれません。

 

LANケーブルは選択肢豊富

ルーターとは違い、現在も一般的に比較的安価で売られています。

カテゴリー6aとカテゴリー7のLANケーブルが、10ギガ対応LANケーブルとなります。

バッファロー製 型番「BSLS7NU30BL」

1mでは800円 5mでは1,400円程度となっています。

なお、10ギガ対応ケーブルは、「NURO光 10G」や家庭内LANが10ギガ対応可しているのみに購入を推奨します。

10ギガ環境でない限り、1ギガ対応のLANケーブルとの速度差はほぼありません。

しかし、実態として10ギガ環境が一般的ではない現在でも、如何にも速度が出ます的なキャッチコピーで売られています。

メーカーとしては、付加価値を付けて高く売りたいだけのようなので、必要性がない限り手を出さないほうが無難です。

仮に現在提供されている「NURO光 2Gbps」に利用しても、速度が上がることは基本的にありません。(誤差の範囲)

対応ケーブルであるカテゴリ5Eか、カテゴリ6であれば、1ギガビット環境に対応可能です。

オプションは?

2016年10月1日、10ギガサービスリニューアルに伴い、今まで契約出来なかった光でんわが契約出来るようになりました。

NURO光でんわは、2Gbpsサービスと同じく月額500円での提供となります。

また、ウィルス対策ソフト「カスペルスキーマルチプラットフォーム」も2Gbpsサービスと同じく無料で利用することが可能になりました。

どうやら電話等のオプションは一切ないようです。

NURO光 2G対応の光でんわも契約することは出来ません。

完全にインターネットサービスのみのようです。

また、NURO光2Gでは無料で5台のパソコンやスマホにインストール出来る「カスペルスキーマルチプラットフォーム」も付いてきません。

NURO光 10Gの申し込み方法は?

始まった当初は電話のみでしたが、Webからの申込みも開始されました。

申し込み方法はWebと電話申し込みから
申し込み方法はWebと電話申し込みから

世界最速光回線インターネットサービス NURO 光 10G (公式HP)

10ギガサービスリニューアル後は、10月1日からノジマ店舗でも申込み受付が始まるようです。

また、秋葉原にあるマウスコンピューターが運営する G-Tuneでも、店頭特設ブース設置され、申込み受付も行うようです。

Garage 秋葉原店 (ゲーミングPCを専門的に扱いパソコンショップ)

なお、やはりキャッシュバックの情報はないようです。

基本的にNURO 光 10Gにはキャッシュバックはないのが濃厚のようです。

総評 現段階でのNURO10G は敷居が高い しかし一部の人にとっては朗報

世界でも類を見ない個人向け10ギガ回線サービスを始めたNURO光

いつも大容量のデータを送っているが、現状の光ファイバーに物足りない方。

10ギガ回線に明確な利用目的がある方には、非常に魅力的なサービスだと思います。

月額料金9,800円は光回線としては高額ですが、SSD並みの速度をインターネット経由でやりとり出来ることを考えると、安いと思える方もいると思います。

しかし、一方で現状、導入するには敷居が高いです。

一台のデスクトップパソコンを10G化するだけでも、LANボードの追加投資に5万円必要など、初期費用が随分かかってしまいます。

これだけでも、試しに10Gを堪能したいなんて思う個人の方には厳しい条件かと思います。

加えて月額料金は今までの2倍のため、今までの光回線の延長線で考えて導入を考える方には厳しいと思います。

現在、NURO光 2G回線を利用していますが、2G回線でも十分速いです。

実測で1G近い速度も出ますし、明確な利用目的がない限り、無理に10Gを申し込むより、2Gを選択したほうが現状では良い選択かと思います。

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