WiMAX2+とNURO光
どちらも実際に利用していますが、WiMAX2+は一長一短な部分が多いです。
自宅と外出先、どちらでもWiMAX2+を使う場合や比較を行い、どのような問題があるのかを詳しくまとめました。
WiMAX2+ NURO光 簡易比較表
[table id=39 /]月額費用
WiMAX2+
月額費用は、3,980円です(So-net WiMAX2+)
NURO光
月額費用は5,200円となります。
WiMAX2+の方が安いですが、差額が1000円も違わない価格設定とも言えます。
初期費用
WiMAX2+
初期費用は、契約事務手数料です。
料金は3,000円となります。
NURO光
同じく契約事務手数料が3000円かかります。
また、光回線を家の中に引き込む必要があるため、工事費が本来かかります。
40,000円を毎月分割で支払う形(2ヶ月目 1,230円(税込)3~37ヶ月目 1,222円(税込))ですが、 行われている特典・特典・キャンペーンで工事費分(2ヶ月目 1,230円(税込)3~37ヶ月目 1,222円(税込))割引されます。
そのため、工事費は一切払わず月額費用だけの支払いだけでNURO光を利用できます。
これが実質0円の仕組みです。
開通日数
WiMAX2+
開通日数は、端末が到着次第利用できます。
申し込んでから大体3〜7日で端末が到着します。
NURO光
開通日数は、1ヶ月程度かかります。
光ファイバーの引き込み工事を行う必要があるため、どうしても日数が必要になります。
使用場所
WiMAX2+
外出先と自宅、どちらでも利用できるのが大きな利点です。
ただし、使用している電波がプラチナバンド(700~900Mhz)とは対象的に高周波(2.5Ghz)を利用しているため、屋内への電波の通りが非常に悪いです。
地下街では使えない場所が多く、カフェの奥まった場所などは、使えないと思って思ったほうが良いです。
4G LTEと同じように何処でも使えるものではないです。
NURO光
光ファイバー接続の固定回線のため、自宅での使用が前提の回線となります。
また、NURO光は標準でWi-Fiが使えるため、自宅内であれば何処でも利用できます。
端末代金
WiMAX2+
無料です。
ただし、途中解約した場合、解約金が高くなります(1年以内の場合、19,000円の解約金)
2年目からは、14,000円。
3年目以降は9500円となりますので(契約更新月の解約は無料)、途中解約をしなければ実質端末が無料になると考えた方が良いです。
NURO光
ONU(インターネットに接続するためのNURO光から提供される機器)に、標準で無線LAN(Wi-Fi)が内蔵されています。
フレッツ光やドコモ光、au光では月額料金がかかる有料オプションですが、NURO光では永年無料で利用可能です。
Wi-Fiのスペックは、次世代Wi-Fi規格「11ac」最大速度は最大1.3Gbpsとなります。
最大速度
WiMAX2+
最大速度は、下り440Mbpsです。
ただし、使用しているWiMAX2+端末により速度が変わります。
(古い端末になると、最大速度は370Mbpsまたは220Mbpsに落ち込みます)
上り速度は、遅く10Mbpsとなります。
NURO光
最大速度は、上り1Gbps / 下り最大下り最大2Gbps(2000Mbps)となります。
上り速度は1Gbps(1000Mbps)です。
実際の実測速度
WiMAX2+
- ダウンロード速度 39.64Mbps
- アップロード速度 1.64Mbps
- Ping値(応答速度)53ms
ダウンロード速度は快適ですが、見た通りアップロードは極端に遅いです。
Dropboxに動画をアップロードした際も、1GBのサイズで1時間以上の時間がかかりました。
ファイルのアップロードを考えている場合は、厳しい速度と言えます。
Ping値(応答速度)は、大体平均が50msです。
4G LTEであれば、20ms程度になりますので、多少遅くなります。
(Ping値が遅い場合、ブラウザのリンクをクリックした後の反応が遅い、ゲームの遅延などの原因になります)
テスト環境は以下のとおりです。
- 測定場所はマクドナルド店内窓際
- 使用端末はiPhone7
- WiMAX2+端末とiPhone7との接続は、次世代Wi-Fi規格である11ac接続 (最大速度867Mbps)
- WiMAX2+端末はW03 (最大速度370Mbps)
- ハイスピードプラスオプション(月額追加で1000円必要)は未使用のため、最大速度は220Mbps
- 速度計測アプリはRBB SPEED TESTを使用
NURO光
有線LAN接続
- ダウンロード速度 921.0Mbps
- アップロード速度 868.3Mbps
NURO光有線LAN接続での計測の場合、ダウンロード、アップロード共に1Gbps近くの速度です。
テスト環境は以下のとおりです。
- 自宅で計測
- 使用パソコンは、Macbook Air 2013
- 1GbpsLAN 有線接続にて測定
- ONU(モデム)は1階に 2階までLANケーブルを延長し接続
無線LAN接続(Wi-Fi)
- ダウンロード速度 459.12Mbps
- アップロード速度 308.37Mbps
- Ping値(応答速度) 5ms
NURO光の無線LAN(Wi-Fi)の速度は、500Mbps近い速度です。
また、アップロード速度もWiMAX2+とは違い、300Mbps以上出ています。
応答速度もWi-Fi接続でも速いです。
テスト環境は以下のとおりです。
- 使用端末はiPhone7
- NURO光ONU(無線LAN内蔵)とiPhone7との接続は、次世代Wi-Fi規格である11ac接続 (最大速度867Mbps)
- 速度計測アプリはRBB SPEED TESTを使用
速度制限
WiMAX2+
速度制限があります。
速度制限にかかりますと、最大速度が440Mbpsから1Mbpsに落ち込みます。
夕方から夜間、ほぼ規制される形になるため、夜の利用を考えている場合は厳しい規制内容となります。
速度制限の内容は、以下のとおりです。
[table id=40 /]この規制で考えられるのは、外出先で昼間動画を見たとします。
夜帰宅し、自宅でもWiMAX2+で動画やネットサーフィンを行おうと思っても、翌日から速度規制の対象になります。
規制後の速度は1Mbpsのため、動画を見るには厳しい速度です。
NURO光
速度制限はありません。
いくら使っても常時最大上り1Gbps / 下り最大下り最大2Gbpsとなります。
動画サイトの垂れ流しでも、規制対象になるようなことはありません。
WiMAX2+ NURO光比較まとめ
NURO光とWiMAX2+は、実は月額料金が対して変わりません。
その上、速度はNURO光が圧倒的なのがよくわかると思います。
一方、WiMAX2+は規制の影響で随分と様変わりしてしまいました。
規制が緩かった昔と違い、 のWiMAX2+規制は、自宅使用では非常に厳しい内容となっています。
基本的に夜使える内容ではないためです。
動画を見れば、残念ながら10GBはあっという間に使い切っていまいます。
その結果、18時〜26時は常時1Mbpsの速度になってしまいます。
これではわざわざ高い料金を払って、WiMAX2+を導入する利点がありません。
のWiMAX2+の立ち位置は、昼間使い放題で動画が見られるサービスと考えた方が良いと思います。
高速回線のNURO光を使ってみませんか
NURO光回線は、これだけの速度が出るポテンシャルを持っています。
インターネット混雑時間である21:30頃に計測しても、これだけ速度が出ます。
実際にゲーム(Sekiro)をダウンロードしたところ、1分41秒で完了しました。
下記記事では、速度測定中の動画やパケットロスがないかも掲載しています。
■NURO光の特徴
NURO光は、SONYグループであるSo-netが提供する独自光回線です
■さまざまなランキングで1位受賞のネット回線
■PS5実機での実測速度とNATタイプ
NURO光は、PS5でも高速回線で快適です。
NATタイプは、NURO光、PS5共にIPv6対応のためタイプ2で接続出来ています。
(NATタイプがタイプ2で接続出来る場合、対戦ゲームで快適にマッチング出来ます)
■NURO光をもっともお得に契約するコツは?
光回線は申し込み窓口によって、キャッシュバック等全く異なります。
お得な申し込み窓口を下記にて解説しています
(現在の特典は予告なく終了・変更させていただく場合があります。予めご了承ください)