ついに「電力小売全面自由化」が2016年4月から始まります。

そのため、各社提携先を選び、決まり次第発表していますが、ついにNURO光もセット販売を発表しました。

NURO光と東京電力 電力小売全面自由化のセット販売

NURO光がセット販売の提携先として選んだのは、東京電力でした。

電力・インターネット通信(NURO 光)のセット販売に関する業務提携契約の締結について

(東京電力プレスリリース)

電力・インターネット通信(NURO 光)のセット販売に関する業務提携契約の締結について

(So-netプレスリリース)

セット販売の名前は「NURO 光 for TEPCO」となり、2016年4月からコース提供開始されます。

TEPCOの名前を聞くと昔からのインターネットユーザーなら、東京電力がサービス提供していたTEPCOひかりを思い出すと思います。

2006年までサービス提供していたTEPOCOひかり
2006年までサービス提供していたTEPOCOひかり

速度は100Mbpsでしたが、共有型の光回線ではなく、個人で占有型光回線でした。

そのため、他社に比べて混雑しにくい非常に安定した回線だった記憶があります。

しかし、結局2006年に東京電力が通信サービスの撤退を発表。

auひかりが事業を引き継ぐことになりましたが、占有型から共有型に変更され、TEPCOユーザーはauひかりに非難轟々だった覚えがあります。

そして、今となっては名前も聞かず過去の回線となってしまいましたが、再びNURO光の名前で「TEPCO」の名前を見られるとは思いませんでした。

そもそも電力小売全面自由化とは

今までは電力は、その地域で独占的販売が認められていて、引っ越しを行わない限り電力会社の変更は不可能でした。

これは今までは電力の小売が認められなかったからです。

そのため、法人のみの電力自由化に収まっていました。

しかし、2016年4月から、電力の購入が自由に選べることになります。

電力自由化により家庭でも電力会社が選べる
電力自由化により家庭でも電力会社が選べる

電力の自由化が始まったということは、電力の料金やサービスで競争を行わないとユーザーを失う可能性が出てきたわけです。

そのため、各社色々な割引、サービスを次々と発表しているわけです。

なお、これらのサービスに変更を行わずそのままの電気契約のままであれば、従来と変わらず料金は一切変わりません。

勝手に契約が変わるわけではないので、しっかり自分にあったサービスを選び手続きを行ったほうが結果的に電気代の節約になるはずです。

NURO 光 for TEPCOのセット販売の内容は?

現在のところ、まだ詳細は決まっていないようです。

プレスリリースを見ると、NURO 光 for TEPCOを契約することにより、電気料金が新たな料金プランになり、料金値下げになるのは見て取れます。

また、NURO 光 for TEPCOに加入することにより、キャンペーン特典などが進呈されるようです。

これ以上の情報は現在出ていないらしく、続報待ちです。

今後の何かしら発表されましたら、随時更新致します。

スマートメーターに乗り換えよう

現在、殆どの家庭が従来のアナログ式電力メーターを利用しているかと思います。

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しかし、新電力ですとこのメーターでは利用できませんし、恐らく東京電力をそのまま使い続けるにしても、新しい料金プランでは利用できないと思われます。

そこで現在全国的に少しずつ交換を行っているスマートメーターに電力自由化前に交換をオススメします。

交換機器の費用はかからず、利用することが可能だからです。

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スマートメーターは、アナログ方式であったメーターと違い、デジタルで正確に電力を計測出来ます。

また、その計測した電力量を計測員が見る必要がなく、通信回線を利用してデータを電力会社に送ることが可能です。

利用者からの利便性の向上としては、でんき家計簿が見られることでしょう。

でんき家計簿(東京電力)

30分間単位での電気使用量がスマートメーターではわかるため、それらのデータを記録し、表などでわかりやすく視覚化してみることが可能です。

もちろん、普通の家計簿と違い、自分でデータの入力の必要性はなく、全て電力会社がデータ提供をしてくれます。

このでんき家計簿を使って、前月との比較やどの時間電気を使いすぎているかなどを、視覚化してわかりやすく出来ます。

これらの機能は全て無料で利用できるため、スマートメーターを導入したあとは必ず利用した方が良いでしょう。

通信回線は電力会社の回線を使用 自宅の回線は利用しません

基本的に通信方式は、地域の電力会社がその地域にあった通信方式を選んで接続を行います。

ユーザー側が選べることは恐らくないと思われます。

また、もちろん家にインターネット回線がないからスマートメーターが使えないということもありません。

スマートメーターを入れたことにより、NURO光回線を圧迫し遅くなるようなことはなく、完全の別回線を利用します。

自宅の通信回線を一切使わず、下記のよう通信方式で通信を行うからです。

スマートメーター同士を無線でつなぐ、「無線マルチホップ方式」

電力線を利用して通信する「PLC方式」

携帯会社のLTE通信を利用する「N無線方式」

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この3つの方式があります。

無線マッチポンプ方式

集約装置までスマートメーター同士が無線で接続。

バケツリレーのようにデータを送り、集約装置までデータを届ける方式です。

利用周波数帯は「930MHz特定小電力無線」を利用します。

(トランシーバーなどで利用されている周波数帯)

NURO光の無線LANで利用されている2.5Ghz帯や5Ghz帯とは周波数が全く異なるため、お互いに干渉することはありません。

そのため、スマートメーターを導入の影響で無線接続が遅くなることはありません。

PLC方式

電力線を通信媒体として使う方式で、最近表に出てきていないのですが、家庭用も存在します。

LANの代わりとして家庭内の電力配線を利用した通信する装置として、現在も販売。

PLCアダプタと検索すれば、製品が出てくるかと思います。

ただし、家庭内でNURO光に利用はしないことをオススメします。

速度は100Mbpsも出ない製品のため、せっかくの2G回線が宝の持ち腐れになってしまいます。

登場した当時、LANを結線しなくても有線接続があるメリットがあり、非常に期待されていました。

しかし、途中でノイズになるような電化製品を繋げると速度が極端に落ちてしまったり、接続が不安定になるデメリットを抱えているため、あまり普及しませんでした。

今回、スマートメーターとして利用する場合は、直接スマートメーターと集約装置を繋げるため、そのようなデメリットはありません。

そのため、この方式でも安定した通信が行えるものと思われます。

N無線装置

携帯会社のLTEを利用した通信方式です。

恐らく上記の2つの方式が使えない場合のみ、この方式を利用するものと思われます。

(他社のLTE通信を利用することによるコストが馬鹿にならないため)

無線マッチポンプ方式は、家が密集した地域で利用できますが、山間部や周りに家がない地域では使えません。

また、PLC方式は電力線の品質がよくなかったり、距離が遠い場合は、使えません。

その場合は、現在人が住んでいる場所ならほとんどの場所で使えるLTE通信を使うものと思われます。