Ping（ピン）とは？オンラインゲームに効く「応答速度」のこと

Pingは「あなたのPCからサーバーへ送った信号が戻ってくるまでの往復時間」で、この時間が短いほどラグが少なくなります。

• 10ms以下：かなり快適（eスポーツクラス）
• ～20ms：多くのゲームで快適
• ～50ms：遅延を感じ始める人が増える
• 50ms超：FPSや格ゲーでは厳しい

目標としては、Ping10～20ms以内を目指しつつ、後述するJitter（ジッター）も合わせてチェックするのがおすすめです。

Ping値が悪いと起こること（FPS・格闘ゲーム・バトロワ共通）

結論：Ping値が悪い＝入力と画面のズレが大きくなるため、対人戦ほど不利になります。

FPS・TPS・バトロワでは、Pingが高いと「撃ち負け」「弾抜け」「瞬間移動（ワープ）」などのラグが発生しやすくなります。

格闘ゲームやアクションでは「入力遅延」「技が出ない」「避けられない」など、 Ping遅延の影響が勝敗に直結しやすくなります。

特に20msを超えたあたりからラグを意識する人が増え、50ms～100msでは「まともに対戦にならない」と感じやすいです。 逆に10ms前後まで抑えられると、多くのゲームで快適に遊べます。

自宅回線のPing値を測る方法（PC・スマホ共通）

結論：専用サイトを開いて「測定ボタン」を押すだけでOKです。代表的なのは次の2つです。

• Speedtest by Ookla（SPEEDTEST.NET）
• USEN GATE 02 スピードテスト（Jitterも表示）

測定のコツは、できるだけ回線に負荷がかかっていない状態で測ることです。

Jitter（ジッター）とは？Ping値の「ブレ」を示す重要な指標

結論：Jitter（ジッター）は「Ping値がどれくらい揺れているか」を示す数値で、オンラインゲームではPingと同じくらい重要です。

• Ping：平均的な応答速度
• Jitter：そのPing値のブレ具合（揺れ幅）

Ping値が良くてもJitterの数値が高い（波形がブレている）と、ゲーム画面が一瞬止まるなどのラグが発生します。

例えば平均Pingが25msでも、Jitterが80msなど極端に高いと、 「一瞬だけカクッと止まる」「瞬間的にラグが走る」といった症状が起こります。

• Jitter 5ms以下：かなり安定
• ～10ms：多くのゲームで問題なし
• 10ms超：ラグを感じる場面が出てくる

Ping値が悪くなる主な原因（自宅内／回線側）

【自宅内の要因】まずはここからチェック

• Wi-Fiで利用しており、ルーターから遠い・壁が多い
• 電子レンジ・Bluetooth機器・他のWi-Fiなど電波干渉が多い
• 古いWi-Fiルーターを長年使っている（処理性能不足）
• 家族が同時に動画視聴・ダウンロードを行っている

Wi-Fi環境や機器の古さ、家族の同時利用などが重なると、自宅内でPingが悪化しやすくなります。

【回線・設備側の要因】ユーザーでは変えにくい部分

• マンションの無料インターネットなど、住人と回線を共有している
• 地域的に利用者が多く、夜間の回線混雑が激しい
• プロバイダ設備が不足しており、慢性的に混み合っている

自宅内の改善で限界を感じる場合、建物共用の無料回線から、個別の光回線に切り替えることが最も確実な解決策になります。

今すぐできるPing改善ステップ

ゲーマーにNURO光 Oneをすすめる理由（下り2Gbps／上り1Gbps・工事1回のみ）

結論：ラグの少ない環境でオンラインゲームを楽しみたいなら、低Pingと安定性に強いNURO光 Oneは有力な選択肢の一つです。

Ping・オンラインゲーム回線のよくある質問（FAQ）

まとめ：ラグに悩むなら「Ping値」と「回線選び」をセットで見直そう

• ゲームの快適さは「速度」よりも「Ping値」と「Jitter」で決まる
• 目標はPing10～20ms以内＋Jitter10ms以下
• 測定はSpeedtest／USENスピードテストなどでボタン1つでOK
• まずは有線接続・Wi-Fi環境・機器の再起動から改善
• マンション共用回線や混雑が激しい場合は、専用の光回線に乗り換えるのが近道

そのうえで、下り2Gbps／上り1Gbps・工事1回のみ・月額5,500円というシンプルな条件で利用できる NURO光 Oneは、オンラインゲーム用途との相性が良い光回線の一つです。