マンションによっては、インターネットが無料の物件があると思います。
追加料金かからずインターネット使えるため、お得感があります。
目次
インターネット付きマンションの向いている人
実際、こんな方には無料インターネットも向いているかもしれません。
入居したその日からインターネット
入居したその日から、インターネットに接続出来るのが最大のメリットです(Wi-Fi除く)
TwitterやWebサーフィン程度を楽しむ程度であれば、速度が遅くても問題ないものと思われます。
また、インターネットを使うための工事、手続き等一切不要となります。
動画やゲームなど、大容量データを一切利用しない
- ゲームを一切しない
- 動画サイトなどを見ない
- クラウドストレージなどを使わない
用は、大容量データを利用しないインターネットの利用の仕方であれば、選択肢としてありかもしれません。
ただ、この程度であればスマホで十分であり、パソコンで利用したいのであれば、テザリングで十分です。
あえて無料インターネット付きマンションを契約するメリットは、そこまでありません。
マンション無料インターネットのデメリット
上記のメリット以上に、マンション無料インターネットは致命的なデメリット多いです。
まず、最大のデメリットは回線速度が遅いことです。
インターネットが致命的に遅い理由 光回線の場合
何故マンション無料インターネットは、回線速度が遅いのか。
光回線はNTTから一本の光ファイバーケーブルが、自宅まで届いているわけではありません。
マンションまで繋がった光ファイバーケーブルは、マンションの建物内(または建物の外)で分岐されます。
- 最大1Gbps回線を32分岐(32世帯で共有)
分岐数は上記の通り、最大32分岐です。
つまり32世帯で一つの光ファイバーを共有利用しているわけです。
わかりやすく言えば、電源タップのタコ足配線です。
ただし、電源タップの場合は、タコ足配線すると過剰に電流が流れます。
一方、インターネットの分岐は決まったデータ量しか回線を流せません。
つまり、インターネットを使う世帯が増えれば増えるほど、遅くなるのは必然なわけです。
関連リンク:マンションでも速い NURO光 新たに8階建てマンションに対応 フレッツ光との比較
インターネットが致命的に遅い理由 J:COMの場合
なお、J:COMのようなケーブルTVの無料インターネットの場合、光回線タイプより遅いです。
何故なら、そもそも最大速度が致命的に遅いからです。
- ダウンロード速度 最大320Mbpsを建物全体で共有
- アップロード速度 最大10Mbpsを建物全体で共有
- 最大分岐数は不明 実際にどの程度分岐されているのかわからない
1回線に対して32分岐以上の分岐がされている可能性があるので、光回線タイプの無料インターネット以上に速度が遅くなる可能性があります。
また、最大速度が320Mbpsと遅いです。
この遅い回線を建物全体で共有します。
320Mbpsまるまる使える訳ではありません。この速度の回線を建物全体で共有利用します。
具体的にどんな要因で遅くなる?
では、もしこの中の32世帯のユーザーのうち
- 一部ユーザーが大容量のファイルをダウンロードを繰り返す
- 動画サイトをスマホやパソコンでずっと再生する
- Windowsのアップデートがはじまった
- Webサーバを自宅内で開設し、常時通信状態
このような行動を、一番利用される時間帯である夜に一斉に行ったら、どうなるでしょう。
マンション内のインターネット回線はパンクし、まともに動画が見られないインターネット回線の出来上がりです。
なお、無料インターネットマンションでなくても光回線の契約がマンションタイプであれば、この構造は変わりません。
そのため、あえてマンションタイプでなく、戸建てと同じ契約で回線を直接引き込む方法を取る方もいらっしゃいます。
その方が速度が出やすいからです。
無料インターネットのマンションはインターネット使用率が高い
通常契約して使うマンションタイプと、無料マンションタイプで分岐数は変わらず最大32分岐です。
ですが、無料インターネットがあるマンションタイプの方が特に混雑しやすいです。
何故なら、インターネットを使用したい人たちが入居している人たちが殆どだからです。
普通のマンションは、そもそもインターネットに興味がない人や、使い方がわからない高齢者の方も住んでいます。
そういった方々は、そもそもインターネットを契約しません。
一方、無料インターネット付きのマンションはどうでしょう。
それ目当てで入居している人が殆どのはずです。
なので、インターネットが付いていないマンションに比べて、部屋別のインターネット使用率が非常に高く、混雑しやすい構造となってしまうわけです。
動画コンテンツやオンラインゲームは絶望的
昼間はまさに高速回線です。
マンション内の住民で昼間の時間帯にあまりインターネットをしている人はいません。
ですが、夜は違います。
帰宅し、落ち着いた8時〜9時頃から、一斉にインターネット接続を開始します。
一斉に繋げれば、分岐数が多い共有インターネットのマンションタイプでは、一気に速度は落ちます。
速度が極端に落ちた場合、どうなるでしょうか。
- youtube,hulu,dTV,Amazonビデオ,Netflix これらの動画サイトは見られません
- オンラインゲームではラグやゲーム切断が多くなり、格闘ゲームやFPSなど、殆どのゲームがプレイ不可能
- あまりにも遅い場合、画像表示さえも満足に表示出来なくなる
実際のマンション無料インターネットサービスのTwitter評判
マンションの無料インターネットサービスが使い物にならないレベルで遅いんだけど別に契約したほうがいいかなぁ…
— Daisuke Kotani (@daisuke_k) September 11, 2017
このマンションのインタ無料なんやけど、めちゃめちゃ遅いわ(*‘ω‘ *)
— ぽっぽ神(インフラ屋) (@cat_ex) October 27, 2018
https://twitter.com/minamonday_v/status/899654615431434240
無料を謳いながら管理費に含まれ高くなっている
マンションを選ぶ基準で大きな項目は、やはり家賃の安さです。
しかし、マンションによっては家賃の他に管理費を毎月徴収しているマンションがあります。
インターネットが無料だと売りにしているマンションは、無料とは名ばかりに、管理費の中にインターネット料金が含まれていることがあります。
つまり、無料だからその分節約出来ると考えていても、実態は他のマンションより管理費が高く、多く料金を支払っている可能性があるわけです。
管理費は家賃に含まれていないため、見えにくい部分です。
特にネットで部屋を探す場合、家賃の料金基準で検索されるため、管理費は見落としやすい部分です。
家賃を安く、いかにお得に見せているマンションがあるということを覚えておいたほうが良いと思います。
無線LAN(Wi-Fi)は初めから利用できない
ほぼマンションに配備されているインターネットは、有線LAN接続タイプです。
そのため、無線LAN(Wi-Fi)接続は初めから利用することは出来ません。
接続機器(無線LAN機器)を別途購入し、自分で接続設定する必要があります。
マンション側は、元々完備されていないWi-Fiの接続設定に関してノンサーポートです。
仮にマンション側に接続方法を聞いたところで、インターネットを提供している会社の有料サポートに回されるだけとなります。
https://twitter.com/AoiUraaoi/status/1060514933098471424
仮の上記の方のようにWi-Fiが繋がらなくなったとしても、無料ということで対応してくれないことも多々あります。
衝撃の事実: 無料Wi-Fi付きのマンションに住んでるけど夜は回線制限してたとのこと。速くしたい場合は有料の契約をしてくださいだって。早く言ってくれよ…
— Ken (@ipugger) November 3, 2018
また、夜は回線の速度制限を行っている無料マンションもあるようです。
この速度制限を解除したい場合は、別途有料の契約をしてくださいとのことです。
無料だから=快適とは限らない典型的な例だと思います。
マンションの無料インターネットがNGの理由 まとめ
無料に釣られて、入居した人が多いマンションは、デメリットがいっぱいです。
- マンション全体で速度遅延
- 無料と思ってみれば、実は割高な管理費に含まれている場合がある
- それに伴い、動画やゲームは実質利用不可
- 我慢出来ず回線を変えたくても、難しい
全ての方が、無料インターネットマンションで不満を持っているわけではないと思いますが、実際に声には、評判のような不満が多いのが事実です。
そして、このような不満は、実際に入居してみないと、わからないことです。
不満だと感じて気軽に引っ越し出来る人なら良いかもしれませんが、殆どの人はすぐに引っ越しすることは出来ないはずです。
無料に釣られて、使い物にならないインターネット設備の可能性を考慮して契約してください。
他社光回線への変更は難しい
上記デメリットが我慢出来ず、入居途中でインターネット回線を変えたいと思うこともあるかもしれません。
ですが、他社インターネット回線への変更は難しいのが現状です。
ADSLへの移行は難しい場合が多い
マンションの無料インターネットは、アナログの電話回線を利用するADSLの方が速い場合もあります。
そのため、マンションのインターネットに満足できない場合、ADSLも選択肢に入ります。
しかし、インターネット付きマンションはADSLを利用できないことが多いです。
マンション全体の固定電話回線が、光ファイバーケーブルを使ったIP電話の可能性があるからです。
まずADSLを使うための大前提として、電話回線が古いアナログの銅線(メタリック回線)である必要があります。
自宅からNTTまで接続されているケーブルが、一部でも光ファイバーケーブルがある場合、ADSLは一切利用できません。
そして、インターネット付きマンションは、マンション内全てがメタリック回線ではなく、光ファイバーケーブルで接続されている可能性が高いです。
この状態を「光収容」と呼び、光収容化されているマンションはADSL接続のインターネットは絶望的となります。
管理会社や大家が許可を出さない
元々回線設備がある建物では、他の回線を利用する場合
- 元々利用可能なインターネット回線を使ってほしい
- 集合住宅の場合、既存の回線設備があるため新規で導入する余地があまりありません
NURO光ならマンションでも、戸建てと同じ高速通信可能
NURO光であれば、そんなマンションでも導入可能かもしれません。
NURO光とは
- SONYグループであるSo-netが提供する独自光回線
- 回線の最大速度上り1Gbps / 下り最大下り最大2Gbpsの光回線(フレッツ光やauひかりは最大速度1Gbps回線)
NURO光は7階までのマンションにも対応しています。
2019年1月 8階までの集合住宅まで対応になりました。
高速光インターネット「NURO 光」、集合住宅における申込時の階数制限を変更 (Sony 公式プレスリリース2019.1.17)
他の光回線と違い、マンションでも戸建てと同じ自宅に直接光ファイバーを引き込めます。
つまり、既存のマンションに設置されている回線機器の影響なく光回線を引き込むことが可能です。
また、回線共有タイプとは違い、速度が段違いです。
- 光回線の最大速度は上り1Gbps / 下り最大下り最大2Gbps(マンションでも戸建てと同じ速度)
- 最大速度最大1.3Gbps 最新規格11ac対応の無線LAN(Wi-Fi)が標準装備
マンションタイプも下記から申込可能です。
高速回線のNURO光を使ってみませんか
NURO光回線は、これだけの速度が出るポテンシャルを持っています。
インターネット混雑時間である21:30頃に計測しても、これだけ速度が出ます。
実際にゲーム(Sekiro)をダウンロードしたところ、1分41秒で完了しました。
下記記事では、速度測定中の動画やパケットロスがないかも掲載しています。
■NURO光の特徴
NURO光は、SONYグループであるSo-netが提供する独自光回線です
■さまざまなランキングで1位受賞のネット回線
■PS5実機での実測速度とNATタイプ
NURO光は、PS5でも高速回線で快適です。
NATタイプは、NURO光、PS5共にIPv6対応のためタイプ2で接続出来ています。
(NATタイプがタイプ2で接続出来る場合、対戦ゲームで快適にマッチング出来ます)
■NURO光をもっともお得に契約するコツは?
光回線は申し込み窓口によって、キャッシュバック等全く異なります。
お得な申し込み窓口を下記にて解説しています
(現在の特典は予告なく終了・変更させていただく場合があります。予めご了承ください)