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WiMAX2+ W06でついに1Gbps超えだが実態はまやかし?

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下り最大1,237Mbps WiMAX2+からW06が発売

2019年1月にSpeed Wi-Fi NEXT W06が発売されました。

この機種の特徴はなんと言っても、「最大速度下り1,237Mbps」という速度です。

これだけの速度がもし外でも使えるなら、非常に魅力的な端末です。

ついに光回線超え?と思いきや

「最大速度下り1,237Mbps」

これだけ速度が出れば、自宅に光回線の代わりにWiMAX2+も良いのでは?

そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはそんなに甘い話はない。

というのが、現状です。

正直スペック上だけ凄い!としか言いようがありません。

その理由を説明を下記にて一つずつ説明します。

1G超えは実は条件付き

速度制限がキツイ、ハイスピードプラスエリアモードを利用する必要

そもそも、「最大速度下り1,237Mbps」で利用するためには、あるオプションが必要です。

それが、「ハイスピードプラスエリアモード」です

ハイスピードプラスエリアモードとは

WiMAX2+の電波のみではなく、プラチナバンドが利用出来るauのLTEを利用出来るオプションです。

 

ハイスピードプラスエリアモードのメリットは

    W06であれば、最大速度1,237Mbpsで利用できる
    屋内でも電波が届く(WiMAX2+専用電波は、屋内の電波は非常に悪い)

最大速度が上がるのが最大のメリットですが。

それ以上にauのプラチナバンドを利用できるため、屋内でも電波が非常に届きやすくなるのが大きなメリットです。

(auのプラチナバンド 800Mhzの周波数にW06は対応しています)

 

ただし、それ以上にハイスピードプラスエリアモードは、デメリットが多いです

  • 月々1,005円(3年契約の場合無料)
  • ハイスピードプラスエリアモードをONにしている場合、7GB以上使うと速度制限
  • 速度制限時になると最大速度128kbpsに
  • この速度制限は、月が変わるまで来月まで制限解除されない

この速度制限は致命的です。

ハイスピードプラスエリアモードで、7GB以上使ってしまうと、大幅な速度制限というペナルティが付きます。

大容量コンテンツで優位性を発揮するのが高速化です。

ですが、大容量コンテンツを利用していると、速度制限になるでは、全てを台無しにしている印象が拭えません。

1.上り1Gbps / 下り最大下り最大2Gbps超えは、有線ケーブル接続のみ条件

W06で最大速度下り1,237Mbpsを利用する条件は、有線ケーブル接続のみです。

USB-Cケーブルでしか、最大速度で利用は出来ません。

つまり、iPhoneやAndroidではこの速度では利用できないことになります。

 

また、PC側がUSB3.0及びUSB3.1に対応している必要があります。

お持ちのPCのUSBポートがUSB2.0のみである場合、最大速度は480Mbpp以下になります。

USB2.0の実行速度は精々300Mbps程度なので、実際の速度は更に落ちるはずです。

無線LAN(Wi-Fi接続)では最大速度が落ちる

前記したとおり、iPhoneやAndroidのスマホでは、W06の最大速度が出ません。

W06との接続が無線LAN(Wi-Fi)を利用した場合、最大速度は857Mbpsとなるからです。

現状、スマートフォンのWi-Fi速度は殆どこの速度だからです。

何故無線LAN(Wi-Fi)を高速化しなかったのか

11ac規格のWi-Fiでも、Wi-Fi通信を行うチップをグレードアップすることにより、W06の最大速度に対応出来ます(11ac 3ストリーム 最大1.3Gbps)

ですが、W06では対応しませんでした。

何故対応しなかったのかという、単純にスマホ側が3ストリームにほぼ対応していないのです。

最新のiPhone XSでも、Wi-Fiの速度は2ストリームである最大速度である867Mbpsです。

 

親機(W06)と子機(スマホ)側がどちらも、その速度に対応していなければ、最大速度で通信することで出来ません。

3ストリーム対応していないスマホが多い 、対応するコストを考えると必要ないと考えたかもしれません。

WiMAX2+のW06は、光回線の代わりにはならない

 

速度制限

  • 前記したハイスピードプラスエリアモードの7GB制限(速度制限後は125Kbps)
  • ハイスピードプラスエリアモードを使わない場合も速度制限あり
  • この場合、三日間10GB以上使った場合、速度制限
  • 18時から2時までの8時間、最大速度1Mbpsに制限される

光回線の代わりにならない最大の理由が、この速度制限です。

一番使いたい時間帯が、光回線と同じような使い方をすると速度制限になってしまいます。

光回線とそこまで変わらない料金体系(4,000円程度)ですが、速度制限のせいで、使いたいときに使えないのが現状です。

LTEの中でもPING(応答速度)が遅い

WiMAX2+は、明確に言えばLTEの一種なのです(TD-LTE)

ただし、そのLTEの中でPING(応答速度)が非常に遅いです。

実際に使っていてわかりますが

  • スマートフォンの4GLTE接続 PING値30ms程度
  • WiMAX2+のTD−LTE接続 PING値60〜80ms程度

(数値が低いほど快適になります)

4GLTE接続程度のPINGであれば、例えばPS4や任天堂Switchでも、ネット対戦などもそれなり出来ます。

ですが、WiMAX2+の応答速度では、残念ながらネット対戦は厳しいです。

対戦相手からクレームが来てもおかしくありません。

なお、快適な光回線であれば、PING値は1〜10ms程度の速度になります。

 

なお、PINGが遅い場合、ブラウザでWebページを開く速度も変わってきます。

4GLTEではサクサク開けますが、WiMAX2+では若干タイムラグがあるのが、使っていてわかります。

屋内の電波の悪さ

WiMAX2+は非常に電波が悪いです。

電波の改善は行っていますが、そもそも利用している電波が屋内に届きにくい特性を持っているためです。

電波の特性

    電波は高周波ほど屋内に届かず、低周波ほど屋内に届きます
    auのプラチナバンドは、低周波の800MHz。そのため屋内に届きやすい
    一方WiMAX2+は、高周波である2.5Ghz。屋内への電波はなかなか届きにくい

 

光回線の代わりになりにくい原因一つのです。

あまり考えず、部屋の中で使っている場合、圏外になっていることがよくあります。

屋内が駄目なため、基本的にWiMAX2+端末は、窓際に置くしかありません。

ただし、窓際だから受信が良いわけではなく、何とか建物の状況によっては、何とか受信出来ているみたいな環境もあり、窓際に置けば快適に受信出来る保証はありません。

(実際、WiMAX2+を利用いますが、まさにそんな環境で自宅環境では全く速度が出ませんでした)

WiMAX2+利用ユーザーからの感想 最大速度は当てならない

実は も仕事で利用するため、WiMAX2+を契約しており、機種はW06の前機種である、Speed Wi-Fi NEXT W05を所持しています。

そのW05で実際に実測速度測定した結果が、こちらです。

WiMAX2+ W05の実測WiMAX2+ W05の実測

Speed Wi-Fi NEXT W05の速度測定の環境・実測

  • W05の最大速度は758Mbps
  • ハイスピードプラスエリアモードはオフ
  • 速度測定環境 ファミレスの窓際 電波最大5本表示の良好状態
  • iPhone XS 11ac 2ストリーム 5GhzでのWi-Fi接続(最大速度867Mbps)
  • 実測ダウンロード速度:55Mbps
  • 実測アップロード速度:9Mbps
  • 実測PING値:69ms

最大W06に比べて最大速度は遅いですが、それでも最大速度は758Mbpsと機種スペックは悪くないです。

ですが、実際の速度はこんなものです。

個人的には300Mbps程度出てくれれば、満足ですが、そんな速度見たことありません。

速度測定を行っても、WiMAX2+は殆どこの程度の速度です。

W06を実際に利用しているユーザーの評判は

https://twitter.com/aktakt0/status/1104581152007068289

殆どの方が、実測100Mbps以下です。

実際にW05でWiMAX2+を利用しているのでわかりますが、外で使うなら100Mbps程度出ているなら、十分速いですし、快適です。

ただ、自宅で使う場合は、正直遅い。

最近ゲームなどのダウンロードコンテンツで、30GBなど当たり前になってきています。

それだけのダウンロード容量を100Mbpsでダウンロードする場合、やはり時間がかかります。

また、WiMAX2+は速度制限もありますので、夜間1Mbpsとなり、ぶっちゃけ使い物になりません。

実際にWiMAX2+を使っていて思うのは

  • 昼間の時間帯にデータ容量気にせず使いたい人
  • 昼夜逆転の生活で、夜間使わない人

方々以外の方は、正直な話使う理由がないとしか言いようがないです。

仕事で昼間PCで利用したいため、契約していて、まずまずの満足度ですが(格安SIMの場合、速度が遅すぎるため)

光回線の代わりに利用したいのであれば、はっきり言っておすすめしません。

高速回線のNURO光を使ってみませんか

NURO光回線は、これだけの速度が出るポテンシャルを持っています。

「NURO 光 G2T」の速度を実際に測定した結果
ニューロ光 実測・Ping値結果  SPEEDTESTで測定 2024年6月 2.5Gbps LAN接続</span>ニューロ光 実測・Ping値結果  SPEEDTESTで測定 2024年6月 2.5Gbps LAN接続
  • ダウンロード速度 :2026Mbps
  • アップロード速度 :729Mbps
  • PING       :  5ms
  • 測定サイト    : 測定サイト SPEEDTEST

インターネット混雑時間である21:30頃に計測しても、これだけ速度が出ます。

実際にゲーム(Sekiro)をダウンロードしたところ、1分41秒で完了しました。

インターネット混雑時間帯の測定も行いました(21:30頃)

下記記事では、速度測定中の動画やパケットロスがないかも掲載しています。

NURO光の特徴

NURO光は、SONYグループであるSo-netが提供する独自光回線です

  1. 最大速度 上り最大1Gbps / 下り最大2Gbpsの光回線
  2. 通信無制限の使いたい放題 速度制限一切なし
  3. NTT系光回線と完全に独立しているため、速度が高速
  4. 無線LAN(Wi-Fi)機器が永年無料
  5. 戸建てだけではなく8階までのマンションにも対応

 

さまざまなランキングで1位受賞のネット回線

  • J.D. パワー「固定ブロードバンド回線サービス顧客満足度」関東エリアで1位(5年連続)
  • J.D. パワー「固定ブロードバンド回線サービス顧客満足度」関西エリアで1位
  • 2021年 オリコン顧客満足度®ランキング「インターネット回線 広域企業」総合1位
  • 価格.com ネット回線満足度ランキング2020 総合1位(4年連続)

 

PS5実機での実測速度とNATタイプ

NURO光は、PS5でも高速回線で快適です。

PlayStation 5本体での測定結果
PS5の速度測定結果による実測速度

NATタイプは、NURO光、PS5共にIPv6対応のためタイプ2で接続出来ています。

(NATタイプがタイプ2で接続出来る場合、対戦ゲームで快適にマッチング出来ます)

NURO光をもっともお得に契約するコツは?

光回線は申し込み窓口によって、キャッシュバック等全く異なります。

  1. どこがお得な申し込み方法かわからない
  2. 高額なオプションに釣られて、実は損をしていた
  3. キャッシュバック条件が複雑でわかりにくい

お得な申し込み窓口を下記にて解説しています

NURO光 特典・キャンペーンの詳細はちら

(現在の特典は予告なく終了・変更させていただく場合があります。予めご了承ください)

 

NURO光がエリア外だった場合のオススメ回線はこちら
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