目次
無制限Wi-Fi(クラウドWi-FI)とは
無制限Wi-Fi(クラウドWi-Fi)は、下記のような会社が提供されていました。
- どんなときもWi-Fi
- Mugen WiFi
- hi-ho GoGo WiFi
- 限界突破WiFi
- よくばりWiFi
大手キャリア以外で提供されているクラウド型のモバイルルータは、ほぼ無制限Wi-Fiです。
この無制限Wi-Fiは、速度制限なしを売りにしていますが、自社網を持っている訳ではありません。
大手キャリアからSIMを借り受けて、通信を行っています。
ではSIMは何処から提供されているのか。
ドコモやauからも借り受けていますが、基本的にはソフトバンクです。
ドコモ及びauは、ソフトバンクほどの大容量SIMを安く他社へ提供していません。
そのため、なるべく安い回線であるソフトバンクに優先的に接続されます。
ソフトバンクの回線が圏外の場合のみ、ドコモ回線やauが利用される仕組みになっています。
無制限Wi-Fiの仕組み
無制限Wi-Fiではソフトバンクの大容量SIMを多く利用されています。
ですが、容量を無制限に使えるSIMは提供していません。
そんな事をすれば、一部ユーザーが極端な大容量通信を行い、回線がパンクする可能性があるからです。
他社に回線を売り、自社回線が混雑するのは本末転倒となりかねません。
あくまでも自社キャリアが優先であり、他社に無制限接続を許すわけありません。
ですが、実際にどんWi-Fiのような容量無制限が提供されているのは何故でしょうか。
それは今までは実現出来なかったあるサービスが開始された結果、容量無制限Wi-Fiが実現されたのです。
クラウドSIMサーバーが容量無制限を実現
無制限Wi-Fiは、クラウドSIMサーバで大量のSIMを管理し、容量無制限を実現しています。
クラウドSIMサーバーは
大手キャリアからSIMを大量に仕入れ、そのSIMをクラウドSIMサーバーに全て入れます。
下記のようなSIMカードを
大量のSIM差込口があるクラウドSIMサーバーに全て挿入
クラウドWi-Fiは、このクラウドSIMサーバにアクセスし、通信のやり取りを行っています。
ですが、あくまでソフトバンク側から提供されているSIMは大容量SIMです。
ある程度の容量が通信されれば、通信制限になります。
ですが、クラウドSIMサーバーは、そうなった場合クラウド上でSIMを切り替えることが出来ます。
大量に挿入されたSIMの中に通信制限されていないSIMがあるので、すぐにそちらに切り替える事が出来ます。
- 大容量SIMを通信制限まで使い切る
- 使い切ったSIMは切り捨て、使われていないSIMにクラウド上で切り替える
上記を繰り返すことにより、クラウドSIMで無制限Wi-Fiを実現しているわけです。
どんなときもWi-Fの受付停止 その理由
今までこのクラウドSIMとクラウドSIMサーバーにより、問題なく通信無制限を実現できました。
しかし、ここ最近事情が変わってきました。
まず、どんなときでもWi-Fiの提供が停止されました(2020年4月3日から)
どんWi-Fi側は、クラウドSIMサーバーの問題やテレワークによる需要増によって提供が難しいと記載されています。
ですが、実際のところは違うようです。
どうやらSIM提供側であるソフトバンクが提供SIMに規制を開始したようです。
事情が変化 ソフトバンク側が規制を開始
クラウドSIMサーバーによって、無制限Wi-Fiを実現しましたが。
この使う方は、ソフトバンクからすると規定外の使い方だったようです。
あくまで「大容量SIM」を他社より安く提供していただけで、無制限SIMを提供してはいません。
ですが、CMを見ればわかりますが。
どんなときでもWi-Fiは、大規模なCMを放送し、ユーザー数は急上昇。
自宅で光回線の代わりに使う人が増え始めました。
最後のトドメが、コロナウイルスによる影響によるテレワークの普及です。
その結果、通信量は増大。ソフトバンク側としては、我慢の限界だったのか。
ソフトバンクからSIMの提供を停止されてしまったようです。
新たにSIMが提供されなければ、無制限Wi−Fiの維持は無理です。
そのため、 ではどんなときもWi-Fiの新規受付は完全に終了しているわけです。
ソフトバンクの規制 他社の大容量SIMやルータにも波及
この影響は、どんなときでもWi-Fiだけでは収まりませんでした。
fuji-wifiのような大規模に宣伝していない大容量ルータを提供している会社にも、同じように制限がかけられたようです。
事実、クラウドプラン(無制限)は廃止されました。
また、大容量SIM(ルータ)も最大200GBまでになりました。
それ以上のプランは存在しなくなり、事実上無制限Wi-Fiは無くなりました。
クラウドSIMを提供している会社も時間の問題
有名どころではない会社では、未だに無制限Wi-Fiを提供している会社はあります。
ですが、そのような会社も提供廃止は時間の問題です。
- 無制限Wi-Fiを提供している事に人が殺到
- 極端な通信量を利用するユーザーが増える
どんなときもWi-Fiのように結果的にソフトバンクに目を付けられ、通信制限やそもそも会社にSIMが提供されなくなる可能性があります。
事実、Mugen WiFiも同じタイミング(2020年4月10日)で新規受付を停止しています。
今回のような事例は、どんなときもWi-Fiだけの問題ではなく、クラウドWi-Fiであれば起こりうる事例なのです。
4月以降のどんなときでもWi-Fiの評判
新規停止されてしまっても、契約済みなら問題なく通信出来るかと思えば、そうではありません。
下記のユーザーのように、既存ユーザーも速度低下が深刻です。
何故なら、通信量が増えてもSIMの新規が調達出来ないからです。
SIMを新規調達出来なければ、クラウドWi-Fiは速度制限のかかっていないSIMが少なくなり、結果下記のように使い物にならなくなります。
https://twitter.com/NemotoTatsuro/status/1261507938327371777?s=20
どんなときもWiFiまた切れた。
今日昼間リモートミーティング中にも切れたし
ほんとに迷惑。仕事にならん!!
もうさすがに解約させてくれ。。。
— なつこ (@na_tsu_da725) May 15, 2020
mugen wifiのu2s端末、ファイルをダウンロードしようとすると毎回1GB弱でネットワークが切れる。
これじゃ全く仕事にならん。ファイルダウンロードすら出来ないってアホなの?
これじゃ仕事にすらならないんだけど!!!— Boon (@lastmessenger81) May 1, 2020
結論 固定回線の代わりで使うといつか痛い目を見る事に
特にテレワークは、致命的です。
使用し始めは快適につかえても、キャリア側が速度制限やSIM調達を停止させれば。
突然速度が遅くなり、テレワークで使い物にならなくなる可能性があるからです。
そうなった場合、もちろんテレワークを利用する仕事も一切できなくなります。
もちろんすぐ郵送して使える無制限Wi-FIは、使い勝手は良いです。
突然テレワークが必要になった場合、回線工事が必要な固定回線をすぐに入れるのは難しいでしょう。
ただし、あくまでも緊急用として見るべきで、同時に光回線に申し込むことが大切です。
仕事が突然出来なくなる場合を考えると、無制限Wi-Fiを長く使うのはリスクの塊です。
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