NURO光

OCN ついにダウンロードに対する速度制限を開始

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

OCNがとうとうダウンロードに対して速度制限を開始すると発表しました。

「OCN」における品質向上のための取り組みについて

お客さまが利用する通信設備*4において混雑状態が発生した場合に、同じ設備を利用している通信量が多い回線から順に、通信速度を他の回線と同じ水準まで一時的に制御し*5、より多くのお客さまがご利用いただけるようにいたします。この通信速度制御は、混雑が緩和すると、直ちに解除されます。

開始時期は2016年6月1日のようです。

光回線でアップロードではなくダウンロードに速度制限をかけるのは、国内で前例はなく異例となります。

何故OCNは速度制限をかけることになったのか

OCNによると、下記のような理由で制限をかけるようになったようです。

  • 光回線を利用しているユーザーが動画などの大容量コンテンツを利用することが多くなった
  • OCN加入者の増大
  • ユーザーの利用頻度の拡大

大容量コンテンツのユーザー利用頻度上昇

ここ最近になり、動画配信サービスが月額1000円程度でいろんなジャンルのドラマや映画を楽しめます。

dtv、Hulu、Netflix、Amazonビデオ等があります。

多数の動画が配信されている動画配信サービス多数の動画が配信されている動画配信サービス

少し前まではネットに詳しい層以外にはあまり知名度がない動画配信サービスでしたが、TVCMなどで知名度は拡大。

結果的にかなりの光回線ユーザーやスマホユーザーでの利用者が増えています。

しかし、光回線業者からすると、動画配信サービスが重荷になっているようです。

その理由は、帯域を占める割合がかなり高いからです。

結果、このような速度制限をかけることになったようですが、ユーザー側からすると理不尽な話ではないでしょうか。

光回線本来の使い方で速度制限

そもそもの話、大容量コンテンツを快適に使いたいから光回線を利用したいと思う人が大半だと思います。

例えばスマホの動画再生は、パケット使用量が多いため1ヶ月分のパケットを使いきってしまう可能性があります。

それならば、光回線に加入してパケットを気にせず動画を見ようと。

そのために、5000円程度の安くはない金額を払っているユーザーもいらっしゃると思います。

OCN光ではユーザーの要望に答えられないのが現状OCN光ではユーザーの要望に答えられないのが現状

しかし、OCNはそのような使い方をしているユーザーに対して「大容量コンテンツを使ったら速度制限かけますよ」と言っているわけです。

昔p2pのファイル共有ソフトに対する規制とは、全く状況が違います。

ユーザーは普通の使い方をしているだけで、OCN側が速度規制をかけてくるわけです。

しかも同じ設備に繋いでいる複数ユーザーを巻き添えという形です。

ユーザー側からしたら、理不尽以外の何物でないと思います。

OCNユーザー拡大

これに対しては、OCNの自業自得な部分が多いです。

下記の記事でも解説しましたが、OCNはドコモnetユーザーを受け入れています。

OCN光に要注意 速度が遅いと評判が…ニューロとも比較

ドコモnetはドコモのプロバイダです。

しかし、実態はドコモnetの専用設備は存在しません。

ドコモnetはOCN光の設備を間借りし、サービスを提供しているのが実態です。

そのドコモnet、ドコモショップでインターネットに詳しくないユーザーの受け皿となっています。

ネットに詳しくないユーザーは、プロバイダがそもそもどんなものかわからず、どのプロバイダが良いのかわかりません。

そのようなユーザーをドコモショップの店員では、ドコモnetをおすすめしているのが現状です。

(ドコモ光のプロバイダ選択で7割がドコモnetを選んでいる状況)

ユーザー数増大の原因のひとつユーザー数増大の原因のひとつ

結果、上記画像の状態です。

ユーザーの受け皿はない状態で、ドコモnetを受け入れたためユーザー数だけ莫大に増えました。

(ドコモnetが始まる前の2014年から、OCNでは速度が遅い報告がありました)

OCN光が混雑し、設備増設しても追いつかないのは、こういった事情もあるわけです。

ユーザー利用頻度拡大の理由

これは、大容量コンテンツである動画配信サービスが原因で間違いないと思います。

単純にWebサイトを見るだけであれば、寝る前に知りたい情報を見たら、その日のインターネット利用を終わらせるユーザーもいると思います。

しかし、動画配信サービスがこれだけ利用者が増えてくると状況は違ってきます。

それこそいろんなジャンルのドラマ、映画を見られる動画配信サービスですので、視聴時間もWebサイトを見る場合とは比べ物にならないくらい、時間差があると思います。

大容量で、しかもデータを流している時間も長い。

光回線業者側からすると、やっかいなサービスだと思われているのかもしれません。

実際の速度制限 具体的にどんな形で制限されるのか

対象サービスは、下記のようになります。

  • OCN 光
  • OCN 光 with フレッツ
  • OCN 光 「フレッツ」
  • OCN for ドコモ光

光回線は、フレッツもドコモ光も含めて全てのサービス対象になります。

速度制限に対して発表されている内容は、具体的な部分と曖昧な部分があります。

具体的な部分は、規制状態に入るのはまず「混雑状態」になること。

混雑状態の対象は、同じ通信設備であること。

そして、同じ通信設備に接続している家庭もしくはオフィスに対して、大容量通信を行っている家庭orオフィスに通信量の多い順に規制をかけるとのことです。

具体的な規制内容は明かされていません。

通信速度を他の回線と同じ水準とかかれていますが、どの程度速度規制されるのかは未知数です。

OCN速度規制の構図OCN速度規制の構図

OCNが言う同じ通信設備とは

これに対しては全く発表されていないので、憶測ではあります。

技術的な話になりますが、光回線で利用されている光ファイバーは、各家庭、オフィスに直接一本の光回線で繋がっているわけではありません。

NTT系光回線では、NTT局内で4分岐、各家庭、オフィスの近所にある電柱で8分岐、最大32分岐されています。

この32分岐される前の光ファイバー接続先は、NTT局内のOLT(回線終端装置)に接続されます。

恐らく混雑状態なった場合、同じOLTに接続しているユーザーに対して通信規制がされるものと思われます。

OCN 速度制限に対するTwitterでの評判

突然の発表で、仕事にOCNを利用している方がかなり困っている報告が結構ありました。

大容量データを送ることや送られることがフリーランスで仕事をされている方は、多いと思います。

しかし、この速度規制で仕事にならない可能性があるわけで、突然のこの発表は深刻かもしれません。

このような方がやむを得なくOCNを解約するとしても、解約手数料を請求されるのは正直おかしいと思います。

その他、やはり現状に不満な上に今回の速度規制をきっかけにプロバイダ変更を検討している方も数多く居ました。

NURO光 速度規制は一切ありません

nuro01

NURO光は、大手プロバイダであるSo-netがサービスを行っている光回線サービスです。

最大上り1Gbps / 下り最大2Gbpsの速度が売りの光回線ですが、OCN光のような速度規制は一切ありません。

「上り1Gbps / 下り最大2Gbpsの帯域をフルに活用して欲しい」So-net担当者に聞く、高速「NURO光」

So-net担当者による説明によると、このような発言をされています。

なお、ここで気になるのが帯域制限だ。多くのISPでは直近数日の使用量などに応じて帯域を制限する場合がある。こういった制限については、NURO 光では、他のユーザーに迷惑がかかるような使い方があれば、今後個別に制限する可能性はあるが、現時点では制限をかけた例はまだないという。

「基本的には上り1Gbps / 下り最大2Gbpsの帯域をフルに活用してもらうことを想定しています(鈴木氏)」ということなので、思う存分快適な通信を楽しめると考えてよさそうだ。プロトコル制限についても、現状では考えていないという。

このようにNURO光のSo-net担当者が明言されているため、OCNのような制限は行っていません。

実際にNURO光を利用していて、ダウンロード、アップロード共にかなりの容量を利用していますが、一切制限にかかったことはありません。

実測も速い 無料オプションも豊富なNURO

最大上り1Gbps / 下り最大2GbpsのNURO光ですが、実際の実測が遅くては意味がありません。

そこで実際の速度を測定したところ、下記のような速度を記録することが出来ました。

ニューロ光 実測・応答速度結果 2019年1月ニューロ光 実測・応答速度結果 2019年1月

速度測定サイトで、「922Mbps」の速度を記録。下記サイトで自宅の速度と比較してみましょう。

速度測定時には カテゴリー6の有線LANを使用。

1Gbps回線を謳いながら、実測では残念な他社とは違い、しっかりと速度が出ていることがわかると思います。

NURO光02

その上、NURO光ではウィルス対策ソフトや無線LAN(Wi-Fi)が無料で利用可能です。

ウィルス対策ソフトは、「カスペルスキー(2023年から無料でご利用いただけません) マルチプラットフォーム2016」が利用できます。

対応環境は、Windows、Mac、Androidとなり、最大5台までインストール可能です。

無線LAN(Wi-Fi)は、802.11acの最大1.3Gbps対応の無線LANが利用できます。

どちらも他社のような特典・特典・キャンペーンではなく、NURO光を利用している間は永年利用可能です。

高速回線のNURO光を使ってみませんか

NURO光回線は、これだけの速度が出るポテンシャルを持っています。

「NURO 光 G2T」の速度を実際に測定した結果
ニューロ光 実測・Ping値結果  SPEEDTESTで測定 2024年3月 2.5Gbps LAN接続ニューロ光 実測・Ping値結果  SPEEDTESTで測定 2024年3月 2.5Gbps LAN接続
  • ダウンロード速度 :2062Mbps
  • アップロード速度 :768Mbps
  • PING       :  3ms
  • 測定サイト    : 測定サイト SPEEDTEST

インターネット混雑時間である21:30頃に計測しても、これだけ速度が出ます。

実際にゲーム(Sekiro)をダウンロードしたところ、1分41秒で完了しました。

インターネット混雑時間帯の測定も行いました(21:30頃)

下記記事では、速度測定中の動画やパケットロスがないかも掲載しています。

NURO光の特徴

NURO光は、SONYグループであるSo-netが提供する独自光回線です

  1. 最大速度 上り1Gbps / 下り最大2Gbpsの光回線
  2. 通信無制限の使いたい放題 速度制限一切なし
  3. NTT系光回線と完全に独立しているため、速度が高速
  4. 無線LAN(Wi-Fi)機器が永年無料
  5. 戸建てだけではなく8階までのマンションにも対応

 

さまざまなランキングで1位受賞のネット回線

  • J.D. パワー「固定ブロードバンド回線サービス顧客満足度」関東エリアで1位(5年連続)
  • J.D. パワー「固定ブロードバンド回線サービス顧客満足度」関西エリアで1位
  • 2021年 オリコン顧客満足度®ランキング「インターネット回線 広域企業」総合1位
  • 価格.com ネット回線満足度ランキング2020 総合1位(4年連続)

 

PS5実機での実測速度とNATタイプ

NURO光は、PS5でも高速回線で快適です。

PlayStation 5本体での測定結果
PS5の速度測定結果による実測速度

NATタイプは、NURO光、PS5共にIPv6対応のためタイプ2で接続出来ています。

(NATタイプがタイプ2で接続出来る場合、対戦ゲームで快適にマッチング出来ます)

NURO光をもっともお得に契約するコツは?

光回線は申し込み窓口によって、キャッシュバック等全く異なります。

  1. どこがお得な申し込み方法かわからない
  2. 高額なオプションに釣られて、実は損をしていた
  3. キャッシュバック条件が複雑でわかりにくい

お得な申し込み窓口を下記にて解説しています

NURO光 特典・キャンペーンの詳細はちら

(現在の特典は予告なく終了・変更させていただく場合があります。予めご了承ください)

 

NURO光がエリア外だった場合のオススメ回線はこちら
NURO光がエリア外だった場合のオススメ回線
So-net (auひかり)が月額料金 低価格キャンペーン

NURO光と同じ独自光回線 So-net (auひかり)

35ヶ月 月額3,980円(工事費込み)で利用出来るキャンペーン中です

関連記事:NURO光と同じ独自回線 So-net (auひかり)の特徴や評判は?

So-net (auひかり)の詳細はこちら