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【5年間の記録】なぜフレッツ光は遅かったのか?NTT設備の歴史と改善の軌跡

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【保存版】なぜフレッツ光・NTT系回線は夜遅くなるのか?構造的な原因を解説
【編集部より:アーカイブ資料】
この記事は、過去NTT系光回線(フレッツ光・光コラボ)で顕著に発生していた速度遅延の「構造的な原因」を整理した技術解説資料です。最新の回線状況や推奨される解決策については、記事末尾のリンク先をご確認ください。

なぜNTT系光回線(フレッツ・コラボ)は夜遅くなるのか?構造的な原因を徹底解説

フレッツ光が遅いという話題

「夜間になると動画が止まる」「ダウンロードが進まない」
こうしたフレッツ光(および光コラボ)の速度低下は、一時的な問題ではなく、NTT系光回線が抱える構造的な問題に起因していました。

1. ユーザー数の急増と設備の限界

ドコモ光により光回線契約者は急増
ドコモ光の開始により光回線契約者は急増

2015年の「ドコモ光」開始以降、光回線のユーザー数は爆発的に増加しました。かつてはNTT法で制限されていたセット販売が解禁され、携帯キャリアショップでの強力な勧誘が行われた結果です。

ドコモショップでの勧誘
携帯契約のついでに行われる光回線の勧誘

多くのユーザーが「スマホとセットで安くなる」という理由でNTT系光回線(コラボ光)へ流入しました。その結果、以下のように契約数は右肩上がりで増加し続けています。

ドコモ光の契約数推移
契約数は短期間で数百万件規模で増加

しかし、ユーザー数が増えたにも関わらず、肝心の「道路(回線設備)」の拡張が追いついていないのが現状です。

2. 「みんなが使っている」=「遅くなる」共有の仕組み

「大手だから安心」「みんな使っているから速いはず」というのは間違いです。
光回線は、近所のユーザー同士で回線を共有する仕組みになっています。

近所もNTT系光回線多い=速度が遅くなる図式
近所にNTT系ユーザーが多いほど、速度は低下します

NTT系光回線のシェアは圧倒的です。つまり、あなたの近所でも多くの家が同じ回線設備を共有しています。
夕方から夜間にかけて全員が一斉にインターネットを利用すれば、当然「渋滞」が発生し、速度は低下します。

3. 速度低下のボトルネック「網終端装置」と「NGN」

フレッツ光回線が遅い

フレッツ光やドコモ光などが遅くなる最大の原因は、プロバイダとNTTの設備をつなぐ「網終端装置(NTE)」の混雑にあります。

設備は同じ
名前は違っても、通る設備(NTT局内)は同じです

プロバイダを変えても速度が改善しないことが多いのは、結局のところ全員がこの「NGN(Next Generation Network)」というNTT의 ネットワークを通らなければならないからです。

NGN

バックボーンが太くても意味がない理由

大手プロバイダは「国内最大級のバックボーン」を売りにしますが、混雑しているのはバックボーン(インターネットの主要幹線)ではなく、そこに至るまでの「入り口(NGNへの接続点)」です。

バックボーンとボトルネック

4. 最大32分岐!タコ足配線の実態

NTTの家庭用光回線(GE-PON)は、1本の光ファイバーを最大32世帯で分け合っています。いわば「タコ足配線」の状態です。

電柱での分岐
電柱の中にあるスプリッタで物理的に回線が分岐されています

局内からの最大速度は1Gbps(1000Mbps)ですが、これを32等分すると、単純計算で1戸あたり約30Mbpsしか確保されません。

NTT系光回線 自宅までの経路と分岐数

NURO光が速い理由:ダークファイバーと分岐の違い

一方、NURO光などの独自回線は、NTTの使われていない光ファイバー(ダークファイバー)を利用し、異なる伝送規格(G-PON)を採用しています。

NURO光の分岐と速さの秘密

同じ32分岐でも、元の速度が「下り最大2Gbps」と倍速である上、利用者がNTT系ほど密集していないため、物理的に分岐される確率が低く、実測値が出やすい構造になっています。

5. なぜNTTは設備を増強しないのか?

動画配信や大容量データのやり取りが増え、通信量(トラフィック)は年々増加しています。しかし、NTT側の設備増強基準は長らく「セッション数(ユーザー数)」ベースであり、「通信量」ベースではありませんでした。

網終端装置の増設基準

ユーザーがどれだけ大量のデータ通信を行って回線がパンク状態でも、「接続している人数」が規定に達していなければ設備は増設されないというルールが、長年ボトルネックとなってきました。

増設基準の問題点

プロバイダ側も増設を要望していますが、NTTの設備である以上、プロバイダ単独では対処できないのが実情です。

総務省資料

結論:混雑を避けるなら「独自回線」しかない

ここまで解説した通り、NTT系光回線(フレッツ・コラボ)の遅さは、「共有数の多さ」と「設備の増強ルールの限界」という構造的な問題です。

この渋滞を回避する最も確実な方法は、NTTのNGN網を通らない「独自回線」を選ぶことです。

NURO光はNGNを通らない

NURO光などの独自回線は、物理的な回線設備も、通信設備もNTTのNGNとは切り離されています。そのため、フレッツ光ユーザーの混雑の影響を一切受けません。

実測速度
独自回線であれば、夜間でも安定した高速通信が期待できます

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この記事では「なぜ遅いのか」の技術的な理由を解説しました。
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