UQ mobileのWiMAX2+やワイモバイルのPocket WiFi
外でも大容量通信が可能なモバイルルーターですが、これらモバイルルーターは光回線の代わりになるのでしょうか。
目次
WiMAX2+ Pocket WiFiの 規制が強化
過去、モバイルルーターは外出先でも使え、その上自宅でも光回線やADSLの代わりに使えました。
そのため、お金を節約したいユーザーは、固定回線を使わずモバイルルーターのみを何処でも使うスタイルが通用しました。
ですが、それも過去の話です。
は規制が強化され、WiMAX2+、Pocket WiFi共に光回線代わりに利用するのは、かなり厳しくなりました。
のモバイルルータは通信制限だらけ
結論を言えば、夜自宅でモバイルルーターを使うのは「無理」です。
なぜなら、自宅で光回線の代わりにモバイルルーターを使う場合
UQ mobile WiMAX2+では
- 3日間の間に10GB以上使った場合
- 18時から翌日2時まで速度制限
- 速度制限後の速度は「1Mbps以下」
- 3日間10GB以上の通信を続けた場合、毎日18時から翌日2時まで速度制限
ワイモバイル Pocket Wi-Fiでは
- 3日間の間に10GB以上使った場合
- 18時から翌日2時まで速度制限
- 速度制限後の速度は「1Mbps以下」
- 3日間10GB以上の通信を続けた場合、毎日18時から翌日1時まで速度制限
上記のような通信制限がかかるるためです。
毎日使うパケット量が同じようだと、下記のようなユーザーと同じように毎日通信制限になります。
https://twitter.com/waritetu/status/984983683584032770
使いたい放題のモバイルルーターは存在しない
WiMAX2+のプランでは、「ギガ放題」なんてプランも存在しますが、上記の通り「放題」なんてことはありません。
ワイモバイルのアドバンスモードも同じように制限があります。
では、他社には本当の使い放題があるのかと言うと、結論を言えば「存在しません」
どのようなプランにも制限は存在し、動画をいくら見ようが制限がかからないモバイルルーターは、存在しないのです。
何故制限がないモバイルルーターがなくなったのか
モバイル通信で使う電波は有限です。
有限のため、仮に1ユーザーがその電波を専有(永遠と動画再生しているようなユーザー)してしまうと、同じ地域に居るユーザーが遅くなり、不満が出てしまいます。
そのような不満が続くと、ユーザーは他社は移ってしまう可能性があるため、通信会社は通信設備の増強を行います。
ですが、増強したところで、専有ユーザーがこれまで以上に通信を始めてしまったり、専有ユーザーが増えた場合、再び通信設備の増強が必要になります。
以降、これら流れの繰り返しになり、サービスが立ち行かなくなります。
上記流れは、実際に制限なしの通信し放題だった旧WiMAXが起こった現実です。
次期サービスであるWiMAX2+でも、ユーザー集客中の間は、通信無制限のし放題でした。
ですが、ユーザーがある程度集まった途端、一気に通信規制を開始しはじめ、ユーザーの不評を買った過去があります。
なお、固定回線の場合は、電波通信に比べて回線帯域に余裕があり、このようなことは起きにくいのです。
そのため、特に動画を見たところで通信制限されることはないところが多いです。
ただし、光回線としては通信速度が遅いフレッツ光、ドコモ光などの光コラボレーションでは、混雑により低速化に陥っています。
大容量パケット「ウルトラデータLLパック」「スーパーデジラ」「ウルトラギガモンスター」は代わりになる?
大手携帯会社3社では、大容量パケットプランを提供しています。
- ドコモ:ウルトラデータLLパック 30GB
- au :スーパーデジラ 30GB
- ソフトバンク:ウルトラギガモンスター 50GB
これら大容量パケットプランは、光回線の代わりになるのでしょうか。
30GBや50GBは、今までのパケットプランに比べて大容量なのは間違いないです。
ですが、これだけの大量だとしても、動画見放題な間隔で使い続けると、あっという間にパケットがなくなってしまいます。
実際に下記のように使い切るユーザーが多々いらっしゃいます。
https://twitter.com/420__Tinkerbell/status/984842995047448578
https://twitter.com/mashiro_shiori/status/984998477880020992
https://twitter.com/ckm25oO/status/979910877406113792
https://twitter.com/IOI6n/status/984050279472508929
単純計算として
- 30GBプランであれば、1日辺り1GB
- 50GBプランでは、1日辺り1.6GB
のパケットが利用出来る計算です。
ですが、1日1GB程度は動画コンテンツを見るのであれば、多いものではありません。
仮に1時間の動画を見た場合、youtubeでHD画質の動画で
- 500Mbps〜800Mbps
程度の容量を使います。
もちろん動画だけ見ているわけではなく、Twitterやインスタなどで画像などを見るためにもパケットを使います。
そのため、大容量パケットプランでも、精々動画は1時間半か2時間見ていれば、1日のパケット量を使い切る計算になってしまいます。
30GBや50GBは、確かに大容量ですが、あくまでもパケット量は有限です。
そのため、あっという間に通信制限になってしまうわけです。
これでは、とてもじゃないですが、光回線などの固定回線の代わりにはなりえません。
WiMAX2 Pocket WiFi 光回線の代わりになるのか まとめ
モバイルルーターは、通信制限による速度低下により、夜の時間帯全く使いものになりません。
あくまでもモバイルルーターは、昼間外出先で使う前提として考えるべきです。
実際、昼間の時間帯であれば、通信制限の時間帯から外れているので、動画をいくら見たところで通信制限にはなりません。
一方、携帯大手3社の大容量プランを契約して光回線の代わりにするのは、現実的ではありません。
こちらもあくまでも外出先で、動画を長めに見られる程度で考えるべきであり、自宅で暇つぶしで動画を見ようと思っていると、あっという間にパケ死に陥ります。
通信容量を気にせず利用したいのであれば、やはり光回線などの固定回線を導入するのが一番ベストな選択になります。
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