NURO光

NURO光 F660T/F660A UPnPとポート開放方法

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基本的にNURO光では、ONUに機能としてUPnPがあるため、ポート開放をせずともアプリやゲームが出来ます。

しかし、UPnPがうまく機能しない場合があるらしく、その場合はONUの設定を変更し、ポートを開けなくてはなりません。

今回は、UPnPの解説とポート開放の必要性 そして、NURO光 ONU[F660T/F660A]機器のポート開放方法を解説していきます。

ポート開放とは

正式にはポートマッピングといいます。

ONU(ルータ)は通常、外部から応答するためのポートは開いていません。

(ブラウザなどの内部から外部への通信(80ポート)は、許可されているため設定しなくても通信が出来ます)

仮に全てのポートが開きっぱなしだと、クラッカーに対して格好の的になります。

そのため、セキュリティ上、ほとんどのポートは塞がっています。

ですが、アプリケーションによっては、ポートが塞がっている状況では平常な動作に支障を来すことがあります。

例えばサーバーからユーザー側が応答するためには、ポートが開いていないかぎり通信が成立しないためです。

そのため、NURO光のONU(ルータ)に対して、対象のアプリケーションに対して限定的にポート開放(ポートマッピング)作業を行う必要があります。

しかし、パソコンやゲーム機での設定ではなく、ネットワークを通じてONU(ルータ)の設定変更を行う必要が有るため、敷居が高いように感じられる人も多いようです。

UPnPとは( ユニバーサルプラグアンドプレイ)

パソコンには、周辺機器を接続すると自動的に認識(ドライバのインストール)を行うプラグアンドプレイという機能を備えています。

プリンターやUSBメモリを挿した後、その機器に対応したドライバがインストールされ、自動的に利用可能な状態になります。

プラグアンドプレイの動作プラグアンドプレイの動作

このような動作がプラグアンドプレイです。

UPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)は、そのネットワーク版と言えるものです。

ネットワーク機器やゲーム機、アプリによっては、ネットワークに接続してもそのまま使えない場合や不具合が発生し、通常とは異なる挙動を起こすことがあります。

ゲームなどの不具合では、PS3などのでオンラインゲームを行う場合、ルームが作れない、接続が不安定になるなどがあります。

これは、ルータ(NURO光の場合はONU)のポートが空いてないのが原因です。

本来であれば、ルータ(ONU)を操作し、ポート開放を行う必要があります。

ですが、ルータ(ONU)と通信機器がどちらもUPnPに対応している場合は違います。

ネットワークに接続し、通信を開始した時点でポート開放をルータ側が認識し、自動的にポート開放を行います。

このように、ユーザーはポートを意識しせずネットワーク接続する機器を利用することが出来るのがUPnPです。

NURO光のONUでは全ての機種でUPnPが利用可能な上に、初期設定で設定がONになっています。

UPnPの問題点

相性問題

UPnPは非常に便利な機能ではありますが、メーカーの差異や機器の相性によって動作がうまくいかない場合があります。

その場合はもちろん自動的にポートは開放されないですし、ネットワーク機器やアプリの動作は不完全なものになってしまいます。

UPnP機能に任せてポート開放の必要性がないと安心していたら、実は開放されていなかったなんてオチはよくあることです。

メーカーは違っても同じ機能のはずのUPnPですが、この相性問題のため、あまり信用ならない部分があるのも事実です。

同一ネットワークである必要性

UPnPを利用する場合は、必ず同一ネットワーク内で接続する必要があります。

ONU(ルータ)が一つであり、DHCPによる自動IPアドレス振り分けを行っているのであれば、この問題に遭遇することはまずありません。

しかし、IPアドレスを固定で運用している場合は注意が必要です。

下記のようなIPアドレスを設定している場合は、ノートPC(IP:192.168.0.19)は同一ネットワークではありません。

そのため、UPnPは一切機能しません。手動でのポート開放を行うか、IPアドレスの変更が必要になります。

UPnP 同一ネットワークではないと機能しない(クリック拡大)UPnP 同一ネットワークではないと機能しない(クリック拡大)

また、無線LANルータなどを後から追加導入する場合も要注意です。

NURO光ONUと無線LANルータが2台ネットワーク上にある場合、DHCPサーバーが2台稼働してしまう可能性があります。

いわゆる2重ルータ状態です。

2重ルータでのUPnP動作(クリック拡大)2重ルータでのUPnP動作(クリック拡大)

DHCPサーバがネットワーク上に2台あると、2つのDHCPサーバーがIPアドレスを振り分けていきます。

仮に無線ルータ側が同一ネットワークではないIPアドレスを振り分けてしまった場合、UPnPは機能しません。

また、2重ルータ状態では、無線ルータ側のUPnP機能も機能しません。

解決方法としては、無線LANルータのルータ機能をOFFにすることです。

(ルータ機能をOFFにすれば、DHCPサーバとしての機能も停止します)

無線LAN機能のみを利用する形で運用すれば、このようなトラブルは回避することが出来ます。

最近のルータは物理スイッチでルータ機能をOFFにすることが出来たり、autoでネットワーク上の既存ルータを検出し、無線LANのルータ機能をOFFにするものもあります。

NURO光 F660T/F660A ポート開放例

まず、NURO光 ONU(F660T/F660T)へ家庭内のネットワーク上からアクセスします。

NURO光の有線LAN、または無線LANに接続した状態でアクセスしてください。

インターネットブラウザ(IE,Chrome,Firefox等)で、URL欄に[192.168.1.1]と入力して、Enterを押し実行します。

問題なくONUにアクセス出来ましたら、下記のようなログイン画面が表示されます。

f660a-wol01

もしこのアクセスが初めてだった場合、初期IDとパスワードはどちらも[admin]でログインすることが出来ます。

(初期パスワードのままの場合は、ログイン後、必ずONUのパスワードの変更を行って下さい。初期パスワードのままですと、セキュリティ脆弱性がある状態となり、非常に危険です)

ログインが完了しますと、左側にメニューが表示されるはずです。

f660a-wol02

 

左側のメニュー一覧から、[アプリケーション]→[アプリケーションリスト]をクリックしましょう。

f660a-wol03

アプリケーションリストは初期状態では何もない状態です。

[アプリケーションを追加するには、ここをクリックして下さい]をクリックしてください。

 

 

各アプリケーションに対する開放するプロトコル。

ポート番号などが設定できる画面が表示されます。

WOLリピータへのポート開放設定

f660a-wol04 [table id=1 /]

 

アプリケーション[WOL]に対して、プロトコル[UDP]、ポート番号[9]を開放している設定となります

設定値に問題がなければ、追加ボタンを押します。

押した後は、画面が反映され下記のような画面が表示されます。

f660a-wol05

マインクラフトのポート開放例

マインクラフトの場合、開放するポートは一つだけとなります。

解放例は下記のようになります。

min01 [table id=2 /]

アプリケーション[mine]に対して、プロトコル[TCP]、ポート番号[25565]を開放している設定となります

アプリケーションリストと利用端末(PCやゲーム機)のIPアドレスを紐付ける

ここまでの設定で、各アプリケーションに対して、開けるプロトコル指定とポート番号指定を設定しました。

しかし、このままでは、どの端末(IPアドレス)に対してポート番号を開けるべきか、ONUに設定されていません。

設定は、ポートフォワーディング(アプリケーションリスト)から設定出来ます。

f660a-wol06 [アプリケーション]→[ポートフォワーディング(アプリケーションリスト]をクリックしましょう。

下記のような画面が表示されるはずです。

port01

設定を変更します。

f660a-wol08

WAN接続[omci1_dhcp]

内部ホストのIPアドレス[192.168.81]

アプリケーション[WOL]

「WAN接続」の項目は、特に設定変更必要ありません。

「内部ホストのIPアドレス」とは、ポート開放を行いたいアプリケーションがインストールされているパソコンのIPアドレス。

またはゲーム機などの本体IPアドレスを指定します。

「アプリケーション」の項目は、先ほど設定したアプリケーションリストを選んで下さい。

(WOLリピータなら[WOL]マインクラフトであれば[mine]のように)

全て設定値を入力し終わりましたら、[追加]ボタンをクリックしてください。

f660a-wol09

上記の様に設定が追加されます。

これにて[F660T/F660A]のポート開放の設定完了です。

ONUの再起動は必要ありません。設定完了次第、ポートは開放されています。

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